通信くさぶえ 1090号

大雨の被害が心配です。

 九州や山陰、北陸地方に大雨が降りました。そして、今度は秋田県でも記録的な大雨となりました。住宅が浸水したり、死者が出たり、大変な状況です。農園が浸水して、甚大な被害が出ている生産者もいるということも聞きました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

 一方、雨が収まると一転して猛暑となっている地域が多いです。

 くさぶえ農園の野菜たちもこの急激な変化で大変そうです。特に、ハウス栽培のトマトのうち、定植後ようやく生長してきて、これから樹勢を増していく前のトマトの先端にしおれが出てしまいました。根張りもしっかりとする前で、根からの吸水量が葉先からの蒸散量に追い付いていないのだと思います。毎日、水やりをして回復するのを待っています。

 この猛暑は18日(火)まで続き、その後は全国的に雨となる予報です。北陸や東北では大雨となる恐れもあるそうです。これ以上大きな被害が出ることがないように祈るしかありません。

トウモロコシの雄穂切りが始まりました!

 この暑さの中、トウモロコシが順調に育ってきています。少しずつずらして育てていて、写真の左側奥の方から手前の方に定植しています。奥の方は雄穂が伸びてきて背が高く、第1果も大きくなってきています。手前の方はまだ背が低く、生育過程がグラデーションのように見られます。

 雄穂が伸びてきて花粉を飛ばす頃に、この雄穂を切り落としていきます。これは、トウモロコシの大害虫であるアワノメイガが雄しべの花粉に呼び寄せられてきて、卵を産み付け、卵から孵った幼虫がトウモロコシの実を食害するので、被害を最小限に抑えるためです。雄穂全部を切り落としてしまうと受粉が出来ませんが、8~10株に1株ほど雄穂を残しておけば受粉に影響がないようです。

 この効果はかなり高く、アワノメイガの被害を少しでも減らすために数年前から行っています。今年も美味しいトウモロコシを皆様にお届け出来るように頑張ります!

 また、最初のトウモロコシの実が育ってきたので、ハクビシンやタヌキに食べられないように、トウモロコシ畑を囲うように電気柵を設置しました。地面から40cmほどの高さに4本の電線を張って、ハクビシンなどの侵入を防ぎます。

 農園の周囲4分の3ほどは鹿の侵入を防ぐため、金網と電気柵が張ってあります。鹿用の金網は高さ180cmほどで、電気柵は地面から80cmほどの高さに2本の電線を張っています。ハクビシンなどの小さい動物はこれでは防ぐことが出来ないため、さらにトウモロコシ畑は背の低い電気柵を設置しているというわけです。

 トウモロコシは、7月終わり頃から9月初め頃までの1ヶ月ちょっとの短い期間のお届けとなりますが、虫や動物からの被害に遭わないように多くの時間と手間を費やしています。それは他の野菜たちから見ると、羨ましがられるほどではないでしょうか。でも、美味しいトウモロコシをお客様にお届けするためには仕方ないことですよね。

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