通信くさぶえ 954号

初霜が降りました。

 このところ、最低気温が2℃近くまで下がる日もあり、そろそろ霜が降りそうな天候になってきていました。そして、25日(日)に初霜が降りました。

 22日(木)には、今シーズン初めて雪虫も見ました。雪虫は、体全体が綿で包まれたようになるアブラムシの仲間の昆虫です。雪虫が飛ぶようになると、そろそろ雪もちらつくようになるのかなあ、と思います。

 畑の周囲の樹々の紅葉も深まってきています。季節は着実に進んでいることを実感しています。夏野菜もほぼ終わりとなり、これからは収穫の秋をお楽しみください。

ニンジン葉も大根葉も美味しいですよ!

 間引きのニンジンもずい分大きくなってきました。ニンジン葉もまだ美味しく食べれますので、葉付きでお届けさせていただきます。

 ケールチップと同じようにして、ニンジン葉もチップにしたら美味しかったです。葉柄の固い部位は除いて、適当にちぎって、塩コショウとオリーブ油を振って、グリルで6分ほど焼いて、焼き具合を様子を見ながら仕上げてください。ケールより焦げやすいので気を付けてください。魚焼きグリルでも焼けます。そのまま食べてもいいですし、パスタなどにトッピングしても美味しいですよ!

 大根葉も美味しいです。細かく刻んだ大根葉を数日は良い状態で保存出来るので、刻みネギのような感覚で、焼いた肉や魚にのせたり、肉ジャガや煮物にのせたりしています。最近は、ご飯の上に刻んだ大根葉をたっぷりのせて、ゴマを振って、生卵をかけて、七味唐辛子としょう油を振って食べるのにはまっています!

 大根葉を細かく刻んで、軽く塩もみをして、カボスとしょう油とかつお節で食べるのも美味しいです。栄養豊富な大根葉を是非ご活用ください。

news954

壬生菜をお届けさせていただきます!

 昨年は、台風の影響でこの時期の葉物野菜に苦戦していましたが、今年は順調に生育してきています。壬生菜や水菜も育ってきていて、今週から壬生菜をお届けさせていただきます。

 壬生菜は、水菜の変種で鍋物や漬け物、炒め物などに幅広く利用されている京野菜です。関西では水菜より壬生菜の方が好まれると聞いています。どちらも同じような食べ方が出来ますが、風味の違いなどを楽しんでいただけたら、と思います。

 水菜は生でサラダに入れる食べ方がかなり浸透してきましたが、壬生菜は火を通した方が美味しいように思います。油揚げと炒めるととても美味しいです。葉がしんなりしていたら、一度冷水に漬けて、パリッとさせてから調理してみてください。