通信くさぶえ 1005号

一気に紅葉が進みました。

 霜の降りる日が出てきて、いよいよ最低気温がマイナスとなる日も出てきました。この寒さのおかげで、畑の周りの樹々が色付き始め、一気に紅葉が進みました。

 カラマツの落葉も増えてきて、野菜に付いてくることもあります。洗い流すのにひと手間かかりますが、これも季節を感じるものとしてご理解いただければ幸いです。

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ミニ白菜をお届けさせていただきます。

 ミニ白菜が育ってきました。くさぶえ農園では、ミニ白菜を少し大きめに育つように株間を広めにして栽培しています。寒さに当たり、甘味が増してきています。これからの季節、鍋物に重宝するのではないでしょうか?

 炒めても美味しいですし、生のまま千切りにしてサラダにしても美味しいです。

 今年は、ミニ白菜も白菜も根こぶ病に罹患することなく、また、ネキリムシなどの被害もなく、いつも以上の収量となりそうです。これから貯蔵して来年の2月頃までお届けする予定ですが、いつもよりも長い期間白菜類を味わっていただけるのではないか、と期待しています。

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旬をおいしく  赤カブ

 今週は、赤カブをお届けさせていただきます。赤カブは彩りを生かして、生のままサラダや酢漬け、マリネなどで食べてみてください。サッと湯がく程度なら、色もそれ程ぬけず、柔らかくなって美味しいと思います。

 甘酢漬けは、うちでは下記のレシピの酢液以下を1割減ほどで少し薄めに作っています。

赤カブの甘酢漬け

材料

 赤カブ 1kg
 ふり塩 50g
 酢液
  酢 1カップ
  みりん 40cc
  砂糖 50g
  塩 20g
 コンブ 10g
 赤トウガラシ 3本

作り方

  1. 赤カブを洗い、葉を切り落とし、カブは3~4mmの半月か輪切りにする。
  2. ふり塩をして、一日塩漬けする。
  3. みりん、砂糖、塩を煮立て、砂糖と塩を溶かす。冷めてから酢を加えて酢液を作る。
  4. 容器の底にコンブをしき、塩漬けした赤カブを並べ、刻んだコンブと刻んだ赤トウガラシをところどころに散らしながら、カブと交互に漬ける。
  5. 上段にコンブをのせ、酢液を注ぎ、押しぶたと重石(600gぐらい)をして、冷所で3日ほど漬ける。食べるときは、(お好みで)とり出したまま放射状に切って食べる。
(「家庭でつくるこだわり食品 2 野菜」 岩城由子より)