通信くさぶえ 586号

もう秋の気配がします。

 このところ日中は暑いのですが、朝晩が寒いぐらいの気温が続いています。この辺りではお盆を過ぎると秋の気配がしてきますが、今年はかなり早い気がします。周りの農家さんとも、「今年は冬が早く来るんじゃないか」と話しています。そろそろトウモロコシや枝豆が収穫出来そうになってきましたが、夏野菜本番の8月は、夏の暑さがもう少し頑張って続いて欲しいと思います。もちろん適度な雨が降りながら。

旬をおいしく  ビーツ

 ビーツは「飲む輸血」と言われるほどミネラルや糖質が豊富に含まれているそうです。夏バテ予防にもきっと効果があると思います。

ビーツとジャガイモのサラダ

材料

 ビーツ 2個
 ジャガイモ 3個
 リンゴ 1/2個
 ゆで卵 1個
 A ドレッシング 大さじ3
   タマネギ(みじん切り) 大さじ2
 B サワークリーム 大さじ3
   マヨネーズ 大さじ4
 塩・コショウ 各適量

作り方

  1. ビーツは丸のまま、塩少々を入れてゆでる。大きさにより10~25分、やわらかくゆでる。
  2. ジャガイモは皮付きのまま丸ゆでにする。熱いうちに皮をむき、1cm角に切り、軽く塩、コショウをふる。
  3. Aを混ぜ合わせる。ドレッシングは、サラダ油2/3カップ、酢1/3カップ、塩小さじ1強、砂糖、練りがらし、コショウ各少々を合わせてよく混ぜて作る(ドレッシングは大さじ3しか使いません、残りはサラダに使ってください)
  4. リンゴは皮と芯を取り、ビーツは皮をむき、1cm角に切る。②とともにボウルに入れ、③をふって混ぜる。
  5. Bを混ぜ合わせて④を和え、塩、コショウ各少々で味をととのえる。器に盛り、ゆで卵のみじん切りをふる。
(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より改変)

ビーツのスープ(4人分)

材料

 ビーツ 中2個
 ジャガイモ 1個
 タマネギ 1/2個
 油 大さじ1/2
 スープ 3~3・1/2カップ
 ローリエ 小1枚
 塩 小さじ2/3
 コショウ 少々
 生クリーム 少々

作り方

  1. ビーツは皮を薄くむき、薄切りにする、まな板はぬらしておくと、赤く染まらない。
  2. ジャガイモは皮をむき、薄切りにし、ざるに取る。水をかけて表面のデンプンとアクを落とす。タマネギはみじん切りにする。
  3. 鍋で油を熱し、タマネギを炒める。しんなりしたらビーツ、ジャガイモを加え、スープを注ぎ、ローリエを加えて柔らかく煮る。
  4. ビーツ1~2枚を浮き実用に取り、ローリエを除き、ざるで具とスープに分ける。
  5. 具はフードプロセッサーに1~2分かけてなめらかにする。スープと合わせて鍋に戻して温め、塩、コショウで味を調える。取りおいたビーツは3~4mm角に切り、浮き実にし、生クリーム少々を落とす。

■スープは、時間があれば鶏ガラでとると美味しいです。コンソメスープの素などで代用も出来ます。

(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子より)