通信くさぶえ　454号

大塚さんのお米を紹介します！

　突然ですが、有機農業の大先輩の大塚さんのお米を紹介させていただきます。大塚さんは、くさぶえ農園と同じ佐久市内の旧臼田町で30年もの間、農薬や化学肥料などの化学合成資材を使用せず、有機肥料などを使って農業をしてきました。大塚さんは有機農業を続けてきただけでなく、農協の中に有機米部会を組織して、農協として有機米を販売してきました。現在は、研修生を受け入れて地域の有機農家を増やすことに貢献しています。

　これはものすごいことだと思っています。今では臼田の有機の田んぼを県の農業改良普及所が調査を行ったり、生産性向上のための勉強会を開催したり、と県内でも注目を集めています。一戸の有機農家という点が線になり、面的な広がりを見せつつあるところまで来ています。ここまで来るまでには、農作物を作るだけではない、努力や苦労があっただろうと思います。

　臼田の有機米は生産者が増えて、生産量も上がってきました。これ自体は喜ばしいことなのですが、農協として全量を販売することが難しくなってきたそうです。そこで、くさぶえ農園のお客様にうちのお米を紹介してほしい、と大塚さんから話がありました。くさぶえ農園でもお客様からのご希望の多いお米ですが、こちらではご要望に応えきれません。大塚さんのお米なら、くさぶえ野菜と共にお届けしたいと考えました。

　大塚さんは大規模にお米を栽培しているので年間通してお米をお届けすることが出来ます。くさぶえ農園の宅配にお米を入れる場合には、宅配のお届けに合わせて定期的にお米をお届けします（宅配のお休みの時にはお米もお休みとなります）。お米を希望されるお客様とそれぞれ相談の上決めたいと思います。大塚さんが年間お届けするお米を保存しているので、基本的には年間契約でお願いします。お試しも相談に応じます。

■現在、夏野菜から冬野菜へかわる端境期です。今年は天候の影響でブロッコリー類やシュンギク、ホーレンソウなどの葉物野菜の生育が思わしくなく、残念です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。