通信くさぶえ 1114号

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!

 今年は誰もが予想しなかった年明けとなりました。令和6年能登半島地震は、お正月を迎える中、多くの方々が被害に遭われました。心よりお見舞い申し上げます。まだ余震が続いていて、被害も広がっていくかもしれませんが、一刻も早く日常生活が取り戻せることを願っています。

 今年は、1月3日(水)のお届けをお休みさせていただき、先週末から野菜の宅配を再開させていただいております。今年もよろしくお願いいたします!

 昨年最後の通信に書きましたが、異常気象に加えて、肥料や農業資材、燃料など価格が高騰していますし、物流のいわゆる2024年問題も目前に迫ってきています。それに加えて、冒頭の地震などもあり、今年はどんな年になるのか、心配にもなりますが、出来ることを丁寧にやっていくしかないと考えています。

 例年のように、1年間のお礼と新年のご挨拶としてカレンダーを送らせていただきます。今年も昨年1年間通信に掲載した画像を集めてみました。画像が多くてごちゃごちゃしていますが、くさぶえ農園の昨年1年間として見ていただければ嬉しいです。

 年賀状をいただいたお客様もいらっしゃいまして、ありがとうございました。こちらからは年賀状を送らずに失礼しますが、カレンダーのお届けで年賀状の代わりとさせていただきますので、ご了承ください。また、喪中のお客様もいらっしゃるかもしれませんが、今年のカレンダーということで受け取っていただければ幸いです。

今年のミニゴボウは太めです!

 昨年収穫の最後はミニゴボウでした。早く収穫したかったのですが、クリスマス前後に強い寒気がやって来たため、その寒気が抜けてから収穫を始めました。表層の土が5cmほどの厚さに凍っていて、ブロック状に割れた土を剥がしてからの収穫となりました。

 なかなか作業は進まず、残りは春に収穫しようと考えていましたが、年末年始は暖かくて、1月6日(土)に試しに掘ってみると、土はほとんど凍っていませんでした。年が明けてから収穫したのは初めてです。

 今シーズンのミニゴボウは栽培方法を見直して、ようやく太いものが揃って収穫出来るようになってきました、ただ、生育初期にネキリムシの食害が抑えられず、収量は減となってしまいました。また、ネキリムシによって必要以上に間引かれたようになってしまい、生き残ったミニゴボウは逆に太りすぎるくらいに生長してしまいました。

 それでも、太くても柔らかくて香りの良いミニゴボウです。中心に穴が開いてしまったものも多いですが、問題なく美味しく食べられます。我が家ではゴボウチップスが人気です。薄くスライスしたゴボウをカリッとするようにしっかりと揚げます。塩をパラッとかければ出来上がり、もういくらでも食べられます!

 なお、ミニゴボウの切り口などが赤く変色しているものがありますが、これはミニゴボウの成分であるポリフェノールが酸化して変色したものです。病気や傷みではありませんので、食べても問題ありません。また、酢水にさらしたり、加熱したりすると、酸化酵素の働きが抑えられるので、変色を防ぐことが出来ます。

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