通信くさぶえ 1095号

この暑さはいつまで続くのでしょうか?

 例年、この辺りではお盆を過ぎると秋の気配を感じるようになります。確かに朝晩は涼しくなってきていますが、日中の暑さはまだまだ続いています。

 気象庁は、8月27日頃から平年に比べて「かなり高温」となる所があるとして、奄美地方を除く全ての地域を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは、10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっている時に発表される情報だそうです。

 この先まだまだ暑い日が続きそうということですが、本当に先の読めない天候になってきました。夏野菜にとっては、もうひと踏ん張りするのに都合が良いのかもしれません。人間も暑さに負けずに踏ん張っていきたいと思います。

 それでも、野菜は少しずつ変わってきています。キュウリは、特に「シャキット」はスッと伸びずに先の方が膨らんでくる、尻太りのものが出てきています。生育後半に出てきますが、尻太りとならないように、今までよりも少し小さいサイズで収穫するようにしています。まだまだ美味しく食べられますので、「なごり」のキュウリを楽しんでいただけたら、嬉しいです。この後は、ハウス栽培のキュウリから、ずらして栽培している露地物のキュウリに代わっていく予定です。

 また、カラーピーマンが少しずつ色付いてきています。カラーピーマンが色付いてくると、夏もいよいよ終盤を迎えてきたな、と思います。色付いたものから収穫して、まだ色付いていない緑色の未熟果と合わせて、少しずつお届けさせていただきます。

今年もトマトを2品目分入れさせていただきます!

 昨年、初めての試みとして、トマトがたくさんとれている時期に、トマトを2品目分入れさせていただきました。昨年の野菜のアンケートでも、この試みは良かった、という感想が大半を占めました。

 そこで、今年もトマトを2品目分入れさせていただきます。トマトは、「もっと欲しい」という要望が多く、「もっと、くさぶえ野菜」として追加させていただいておりますが、トマトを2品目分入れさせていただくことで、追加料金もなく、より多くのお客様に今までよりも沢山のトマトをお届け出来たら、と考えています。

 なお、トマトが2品目分入る際には、勝手ながら、「もっと、くさぶえ野菜」はソース用のみとさせていただきますので、ご了承ください。

秋冬のキャベツやブロッコリーなどが順調に育ってきています!

 前回の通信で紹介したキャベツなどの畑では、太陽熱養生処理を行った後に、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどの苗を定植しました。定植後に何度か雨も降ってくれて、苗はしっかりと活着しました。雨が少ない上に猛暑という過酷な状況なので、順調に育ってきているようで、ホッとしました。夏野菜も美味しいですが、寒さに当たって甘味が増した秋冬野菜も楽しみです。

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