通信くさぶえ 1068号

20cm弱の積雪となりました。

 10日(金)は、南岸低気圧の通過に伴い、広い範囲で大雪となりました。当日出荷した野菜が無事に届くのか、心配でしたが、多少の遅れはあったようですが、なんとか無事にお届け出来たようで、ホッとしました。もし、何かありましたら、ご連絡ください。

 予報では、40cm近くの積雪になるかもしれないと覚悟していましたが、思ったよりも降らず、20cm弱の積雪となりました。大雪に備えて、10日の出荷を終えてから、ハウスの間の雪かきをしておいたので、次の日からの暖かい天気のおかげもあり、ハウスは無事開け閉め出来る状態になりました。畑に積もった雪も週末の間に大半が融けていきました。

 ハウスに積もった雪が、ハウスの横に落ちてくると、ハウスのサイドのビニールを巻き上げることが出来なくなり、日中陽射しが強いと、ハウスの中の温度が高くなり過ぎてしまいます。また、大雪となって、ハウスの間に人の身長ほどに溜まってしまうと、ハウスは上よりも横からの力に弱いので、ハウスの横から潰れていきます。

 2014年に大雪で3棟のハウスを潰したのは、ちょうど2月14日のバレンタインデーでした。この時期は南岸低気圧の影響で大雪となることもあるので、心配な季節です。

 天気の良い日には、暖かな日差しに春の気配を感じるようになってきましたが、あと数回くらいは積もるような雪が降ることもあるかな、と覚悟しながら、今シーズンの農作業を初めていきたいと思います。

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冬菜をお届けさせていただきます!

 ハウスで栽培している冬菜(ふゆな)がようやく育ってきました。他の葉物野菜同様に生育が遅かったので、まだ小さめですが、少しずつお届けさせていただきます。

 冬菜は、この佐久地方に昔からある地野菜です。夏から秋にかけて種を播いて露地で栽培して、緑の野菜の少なくなる頃、秋口に葉をかいて食べたり、冬を越してトウ立ち菜を食べたりします。関東の「のらぼう菜」に近いと思います。

 くさぶえ農園では、ハウスで栽培して、冬菜が大きくならないうちに株採りしています。冬菜は一見かたそうですが、火を通すとトロッとした口当たりでとても柔らかくなります。油と相性が良く、炒め物が美味しいです。汁の実などにしても美味しいのでいろいろとご活用ください。

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農園の看板をリニューアルしました!

 農園の入り口にある看板を手作りしてから、10年近く経ち、かなり傷んできてしまいました。小6の息子に夏休みの工作に郵便ポストを作ってもらい、これを機にトトロが出てきそうな、手作り感溢れる看板にリニューアルしました!

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