通信くさぶえ 1063号

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!

 今年も1週間のお休みをいただき、先週末から野菜の宅配を再開させていただいております。今年もよろしくお願いいたします!

 新型コロナウイルスの感染がなかなか収まりませんが、それでも、ようやく出口が少し見えてきたように思います。また、ロシアのウクライナ侵攻はもうすぐ1年になってしまいます。円安、物価高など、大変な状況が続いていきそうですが、今年は新しい平和な世界に向かって進めるような年になることを切に願います。

 例年のように、1年間のお礼と新年のご挨拶としてカレンダーを送らせていただきます。今年も昨年1年間通信に掲載した画像を集めてみました。画像が多くてごちゃごちゃしていますが、くさぶえ農園の昨年1年間として見ていただければ嬉しいです。

 年賀状をいただいたお客様もいらっしゃいまして、ありがとうございました。こちらからは年賀状を送らずに失礼しますが、カレンダーのお届けで年賀状の代わりとさせていただきますので、ご了承ください。また、喪中のお客様もいらっしゃるかもしれませんが、今年のカレンダーということで受け取っていただければ幸いです。

ナガイモをお届けさせていただきます!

 今シーズンは、いつもの短根の「改良短形自然薯」という品種を栽培出来ました。くさぶえ農園の畑は石が多く、普通の長いナガイモを栽培することが出来ないため、短根の品種を作っています。

 この品種は、ナガイモというよりヤマノイモに近く、ネバリが強くて美味しい品種です。とろろ芋にしても美味しいです。厚めにスライスしたナガイモをサッと油で炒めて食べても美味しいです。味付けは塩だけでも良し、しょう油とかつお節で食べても良しで、お好みで調理してみてください。これに青のりと七味唐辛子をかけると絶品ですよ。

 収穫がいつもよりも遅くなってしまい、また急に寒さが厳しくなってきたため、土が凍りだしてしまったところを、なんとか掘り上げたのですが、いつもよりも傷のあるものが多くなってしまいました。傷のあるものから少し切って確認しながらお届けさせていただきます。

「ちぢみ小松菜」をお届けさせていただきます!

 今年も「ちぢみ小松菜」を栽培しています。この「ちぢみ小松菜」は、小松菜にちぢみ菜の血が導入されていて、歯触りが良く、食感が優れています。

 「ちぢみ小松菜」もそうですが、これからの葉物野菜は、最低気温がマイナス10℃を下回る中、凍みたり、緩んだりを繰り返しながらも、少しずつ生長していきます。凍りついてしまわないように、糖度を高くして生育していきます。

 寒さのために、茎が割れてきたり、変色してきたりします。強い寒さに当たった葉はクタッとしたものも出てきます。ひどいものは取り除いていますが、こういう葉も生でも食べられますし、加熱調理すると、トロッと柔らかく、甘味が強く、とても美味しいです。

 見た目はいまいちな冬の葉物たちですが、寒じめされた、この時期にしかない、滋味深い美味しさを味わっていただけたら嬉しいです。是非、冬ならではの味としてお楽しみください。