通信くさぶえ 1133号

農作業の遅れを取り戻していきたいと思います!

 今年の春は、暖かい日が多かったのですが、最低気温が低くて朝晩寒い日もあったり、雨が多かったり、3月には雪が多かったり、と変化がいつも以上に激しかったように思います。雪のせいもあって、露地の畑の準備が遅れていて、その遅れをなかなか取り戻せないでいます。

 また、株の小さいうちから花芽を付けてしまう葉物があったり、ウドのようにいつもよりも早く収穫時期が訪れてしまうものがあったり、といつもと違うものも多くて、対応が難しいです。

 5月20日(月)から二十四節気の「小満(しょうまん)」の時季となりました。小満は「草木が周囲に茂り、満ち始める」という意味だそうです。この辺りでは小満を過ぎると霜の心配もなくなると言われています。畑の周りの樹々は緑が億なって、その中からはエゾハルゼミの鳴き声が響き始めてきました。

 これから高温傾向が続いていきそうで、今年も暑い夏になりそうです。本格的な夏を迎える前に農作業の遅れを取り戻していきたいと思います。

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小ネギをお届けさせていただきます!

 上に書いたように変化の激しい天気の中ですが、ハウスの小ネギは順調に育ってきています。2月に種子を播いて育苗してきたものを、冬にお届けしてきた水菜の後作として定植して育ててきました。

 この小ネギ「若殿」は、種苗屋さんからこの地域の農家さんが栽培した中で生育が良かった品種だと教えていただいたものです。冬越しの長ネギが花芽を付けて抽苔してきましたので、代わってお届けさせていただきます。薬味などに使ってみてください。

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