通信くさぶえ 482号

今年は早い梅雨入りとなりました。

 5月27日、気象庁は関東甲信地方で梅雨入りしたと見られると発表しました。平年より12日早く、昨年より17日も早い梅雨入りとなりました。「えっ、もう梅雨入り!」とびっくりしましたが、関東甲信地方の梅雨入りの早さとしては観測史上2番目に早い梅雨入りだそうです。また、台風2号の影響によりこの週末は大雨が続きました。くさぶえ農園では、昨年、一昨年の大雨で畑の土砂が流れた経験から、今年は年明けから溝掘りなどの対策をしてきました。そのおかげでこの大雨でも畑やハウス内に雨水が流れ込むことなく、ホッとひと安心といったところです。

 近年、雨が降る時には大雨となり、降らない時には干ばつとなる傾向が強まっていて、温暖化の影響が指摘されています。今年も例外ではなく、その傾向があるように思います。その中でも安定した野菜作りを続けていくために、これからも様々な試みをしていきたいと考えています。

アンケートからお客様の声を紹介します。

 今回もお一人紹介させていただきます。

 いつもおいしいお野菜ありがとうございます。
 2010年度は最高の出来でしたね。又2011年も引き続き頑張って下さい。楽しみにしています。
 絶品の蕪の作付けを増やして頂きたいと思います。
 又、昔必ず入っていたミニトマトの復活を渇望しています。今、トマトは色んな種類が出ています。是非トライして頂きたいと思います。大根の量は今年少し不足かなと言うくらいで良かったと思います。例年余り気味でしたので。(以下略)

 昨冬のカブはこの時期には経験したことがないくらいの虫害を受けてしまいました。種播きの時期に高温と干ばつが続き、かん水しながら栽培したことが一因となったと考えています。今年はそのようなことがないように畑の準備や播種時期などを再検討しているところです。

 また、今年はいろいろなトマトの種子を入手することが出来て、少しずつですがミニトマトやクッキングトマトも試験栽培していく予定でいます。全員に入れられる収穫量はありませんが、「是非、欲しい」という方はご一報ください。

 冬場の大根については送る量など検討の余地があると考えています。冬場の野菜の種類に限りがあって難しいのですが、大根以外の種類を多く貯蔵して対応出来るように試行錯誤していきたいと思います。

今週からお届けするカブについて・・・

 前回の通信に書いたカブは収穫終了して、次のハウス栽培のカブ、そして露地のカブへと移っていきます。これらのカブには、キスジノミハムシの食害が目立ってきました。食べても味は変わりませんが、若干皮がかたくなるため、気になる方は皮をむいていただければ問題なく食べることが出来ます。あまりひどい食害のものを除いてお届けさせていただきますのでご了承ください。