通信くさぶえ 963号

あけましておめでとうございます!

 今年も1週間のお休みをいただき、先週末から野菜の宅配を再開させていただいております。今年もよろしくお願いいたします。

 今シーズンは日本海側を中心に災害級の大雪となっている地域が出てきています。農園周辺では10cmほどの積雪しかなく、融けてきて畑の土が見えてきているような状況ですが、大雪の映像を見ると、2014年の大雪でハウスが倒壊した時のことを思い出して、大変な状況だと心配しています。該当する地域では、こちらから発送した野菜の遅延も発生しています。ご迷惑をお掛けしていますが、早く状況が改善されることを願っています。

 昨シーズンのように雪が少ないと、夏の水不足が心配になりますが、逆に大雪になるとハウスの倒壊が心配になります。平年並みの積雪を期待したいですが、今年の天候はどのようになっていくのでしょうか?

 また、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。昨年から引き続き、大変な状況ですが、なんとか今年はコロナを乗り越えて、新しい世界に向かって進むような年になっていって欲しいと切に願います。

 年明けの通信としては重い話ばかりになってしまいましたが、今年も皆様に野菜をお届けしていきますので、よろしくお願いいたします!

 そして、例年のように1年間のお礼と新年のご挨拶としてカレンダーを送らせていただきます。今年も昨年1年間通信に掲載した画像を集めてみました。画像が多くてごちゃごちゃしていますが、くさぶえ農園の昨年1年間として見ていただければ嬉しいです。

 年賀状をいただいたお客様もいらっしゃいまして、ありがとうございました。こちらからは年賀状を送らずに失礼しますが、カレンダーのお届けで年賀状の代わりとさせていただきますので、ご了承ください。また、喪中のお客様もいらっしゃるかもしれませんが、今年のカレンダーということで受け取っていただければ幸いです。

「ちぢみ小松菜」をお届けさせていただきます。

 くさぶえ農園では定番となってきた「ちぢみ小松菜」は、小松菜にちぢみ菜の血が導入されていて、歯触りが良く、食感が優れています。

 今シーズンは、夜間に保温シートを被せることで、最低気温がマイナス10℃近くなる今でも良い状態を保っています。虫害痕が目立つものもありますが、加熱調理すれば問題なく美味しく食べられると思います。寒じめされて見た目は悪くなってきていますが、加熱調理すると、トロッと柔らかく、甘味が強くて美味しく食べられます。

 この「ちぢみ小松菜」や普通の小松菜などの葉物野菜が無加温のハウスの中で育ってきています。見た目はいまいちな冬の葉物たちですが、寒じめされた、この時期にしかない滋味深い美味しさが味わえます。見た目の問題から市場にはほとんど出回りませんが、寒じめ野菜の味はとても美味しく、この味をお客様にも食べていただきたいと思い、栽培しています。是非、冬ならではの味としてお楽しみください。

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