通信くさぶえ 964号

気温のアップダウンが激しい天気が続きそうです。

 春の暖かさを感じる日もあれば、真冬の寒さを感じる日もあり、気温のアップダウンが激しい日が続いています。農園の畑の雪もほとんど融けたかと思うと、また少し雪が降って一面の銀世界に戻りました。大雪とならずに適度な降雪があれば有難いです。

 この先は気温は平年並みか平年より高い所が多く、しばらく続いていた厳しい寒さはようやく落ち着いてきそうです。2月に入っても北日本や東日本では平年並みか高い予想で、これまでのような寒い日はほとんどない見込みということで、春に向けて季節の進みは早いかもしれません。

news964

お届けしているキャベツについて・・・

 冬の間、2月頃まではキャベツか白菜が交互にお届け出来るようにしていきたいと考えています。

 キャベツも白菜も凍らないように気を付けながら、低温で貯蔵しています。白菜の貯蔵の方がキャベツの貯蔵よりも難しくないのですが、キャベツの貯蔵には毎年いろいろと試行錯誤を繰り返しています。

 これまでキャベツを貯蔵しておくと、1月~2月頃には傷んだ外葉を剥いてしまうと、白っぽいキャベツになってしまっていました。しっかりと生育して、大きくて巻きがしっかりしたキャベツほど、外葉を剥いて白っぽいものをお届けする傾向がありました。逆に、小さくて巻きがゆるめのキャベツの方が持ちが良くて、外葉の傷みも少なく、緑色のものをお届け出来てきました。

 そのため、貯蔵するキャベツはあまり大きくなりすぎないように注意して栽培していますが、なかなか思うような大きさに揃ったキャベツを作るのは難しいです。

 これからは、大きめのキャベツは終了となり、小さめのキャベツをお届けさせていただきます。小さいものは2つ入れさせていただくこともあります。貯蔵に適したかためのキャベツですが、貯蔵することで甘味を増し、柔らかくなってきました。もうしばらくの間、冬のキャベツを楽しんでいただけたら、と思います。

ナガイモをお届けさせていただきます!

 今年も短根の「改良短形自然薯」という品種を栽培しました。くさぶえ農園の畑は石が多く、普通の長いナガイモを栽培することが出来ないため、短根の品種を作っています。この品種は、ナガイモというよりヤマノイモに近く、ネバリが強くて美味しい品種です。

 とろろ芋にしても美味しいですし、厚めにスライスしたナガイモをサッと油で炒めて食べても美味しいです。味付けは塩だけでも良し、しょう油とかつお節で食べても良しで、お好みで調理してみてください。これに青のりと七味唐辛子をかけると絶品です。

 また、来年の種イモ用に、ナガイモの首の部分を切り取ってお届けさせていただきます。この部分を貯蔵しておいて、来年の種イモとして植え付けます。切り取った部分があって、見栄えが悪いかと思いますが、調理の際に切り落としてしまう部分だと思いますので、ご了承ください。