通信くさぶえ 953号

朝晩寒くなってきました。

 朝の最低気温が10℃を下回るようになってきて、最近は2~3℃まで下がる日も出てきています。そろそろ霜が降りてもおかしくない気候になってきました。北海道や青森県では初雪を観測する所も出てきました。長野県内でも標高の高い菅平などではいよいよマイナスとなる日も出てきたようです。この週末には農園から見える浅間山や蓼科山も初冠雪となりました。

 今年は平年並みに寒さがやってきています。これから冬野菜の収穫、貯蔵が始まりますが、本格的な寒さがやって来る前までにしっかりと準備していきたいと思います。

今週は「あやめ雪」をお届けさせていただきます。

 今週は、紫色と白色のコントラストが美しい「あやめ雪」の間引きをお届けさせていただきます。「あやめ雪」は柔らかくてしっとりとした肉質で甘みがあります。彩りを生かして、サラダや酢漬けがお薦めです。紫色は薄くなってしまいますが、炒めたり、煮たりしても美味しいです。

 カブもだんだん大きく育ってきました。これから年が変わる頃までは、白いカブの「スワン」、紫白の「あやめ雪」、そして赤カブの「あかくら蕪」を少しずつお届けさせていただきますので、それぞれのカブを楽しんでみてください。

今シーズンで一番気に入っている畑の光景かもしれません。

 ニンジン畑の緑色の草原の光景はいつまでも見ていたくなりますが、今シーズンはその手前のミニゴボウの生育も良くて、いつも以上に素敵な光景となっています。一番後ろに写っているのは、黄色く色付いてきたナガイモの葉です。この3層のグラデーションがとても綺麗で、今シーズンで一番気に入っている畑の光景かもしれません。あまり上手く撮れませんが、少しでも様子が伝われば嬉しいです。

news953

トマトがいよいよ終了となります。

 今年もご好評をいただいたトマトもいよいよ終了となります。今シーズンは苗の段階で病気が出てしまったり、豪雨によってハウス内に土砂が流入してしまったりして、トマトの収量や出来具合が心配でしたが、なんとか満足いただけるようなトマトをお届け出来たかと思います。

 最初に定植したトマトは全て抜き取って片付け、この後、この冬の葉菜類を定植していきます。残りの2つのハウスのトマトも今週で収穫を終了して、片付けていきます。

 これまで美味しいトマトをありがとう、と感謝しながら片付けて、次の冬の葉物野菜の準備を進めていきます。