通信くさぶえ 868号

ミニ白菜から白菜に代わります。

 今シーズンのキャベツは前回の通信に書いたように終了させていただきますが、白菜はまだ大丈夫そうです。今までお届けしてきたミニ白菜が残り少なくなってきましたので、今週からは普通サイズの白菜に代わっていきます。普通サイズの白菜と言っても、大きさが様々ありますので、重さによっては2つ入れたり、半分にカットしたりさせていただく場合があります。

 白菜やキャベツを貯蔵するハウスは、建ててから9年が経ちました。ハウス内を掘って、あぜ波板と断熱材、木材チップで囲って、冬の間、状態の良い白菜やキャベツをお届け出来るようになってきたと思います。

 昨シーズンは囲った中に初めてネズミに侵入されてしまい、かなりの数の白菜を食べられてしまいました。そのため、今シーズンはネズミの侵入を防ぐために金網で全面を覆うという、建設以来の大改修を行いました。この改修のおかげで、これまでネズミの侵入は認められていません。

 傷んだ外葉は取り除かせていただきますが、低温で貯蔵して甘味の増した白菜をもうしばらくの間はお楽しみいただけると思います。

小松菜や水菜の芽が出始めました。

 毎年、種子播きが始まる前に育苗ハウスの電気温床の状態を確認しているのですが、今年は電熱線の上を覆っているシートなどをはがして、ネズミの侵入や電熱線の状態をチェックして、「さあ、今年も始まるぞ!」とシートをかけ直して、電熱線の電源スイッチを入れて試運転を始めたところで電熱線がショートして切れてしまいました。

 長い間使っていた電熱線なので傷んできてしまったのだと思います。仕方なく、新しい電熱線に交換して、もう一度電気温床の準備をやり直しました。

 この電気温床では、先週播いた小松菜や水菜の芽が出始めてきました。この時期は特に、ハウスの外はまだまだ寒くて草木も枯れているので、ネズミに播いた種子を食べられることが多いです。今年もミックスレタスが発芽する前の種子をネズミにほぼ全部ほじくり返して食べられてしまいました。

 一緒に並べておいた小松菜や水菜はほぼ無事で、ちゃんと発芽してきました。急いでミックスレタスも播き直しました。これから葉菜類を少しずつ播いて育苗していきます。そして、育ってきた苗から冬の間栽培してきた小松菜などのハウスに定植していきます。

news868

前回の通信のタイトルが間違っていました。

 先週水曜日分の野菜に同封した通信ですが、前回の通信のタイトルが前々回のタイトルのままでした。気付かずに送ってしまい申し訳ありませんでした。土曜日分からは修正したものを同封しています。以後、気を付けたいと思います。