通信くさぶえ 679号

ミツバチが少ないように思います。

 春は小松菜や冬菜、水菜、からし菜などのアブラナ科の野菜たちが、種子を作ろうとトウ立ちしてきて、綺麗な菜の花を咲かせます。これらの菜の花をお届けしてきましたが、いつもは収穫の時にはブンブンとうるさいぐらいにミツバチたちが飛び回っています。ところが、この春はこのミツバチの数が少ないように思います。

 近年、ネオニコチノイド系の農薬によるミツバチの大量死や大量失踪が世界中で問題になっていますが、そういった影響があるのかもしれません。

 ミツバチが少ないと、野菜の受粉に影響が出てこないか、心配です。近くで二ホンミツバチを飼っている農家さんから、ネオニコチノイド系の農薬が出始めた時期に、ばったりと二ホンミツバチが減ってしまったという話を聞いたことがあります。その後、少しずつ回復してきているということですが、この春のミツバチの少なさが一時の変動であって欲しいものです。

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