通信くさぶえ 485号

アンケートからお客様の声を紹介します。

 安心して食べられる野菜を2週に一度届けて頂いて喜んでいます。また、特に夏野菜は味が濃く美味しいです。その日のうちに火を通して処理をしておかないと美味しさがそこなわれるので、働いている者にとっては大変なのですが、何が入っているのか楽しみです。
 福島原発の影響は、福島だけに留まらず(全国どこにでもある訳ですから)、その被害は広まる恐れがあり、日々安全、安心を・・・と努力している者にとって、大きな問題だと思っています。医療も農業も漁業も・・・皆、同じです。

 今回もアンケートからお一人紹介させていただきます。アンケートの時期が時期だけに地震や原発事故への感想が多かったです。そういった声を受けて、「脱原発」について書いてみました。

「脱原発」について・・・

 イタリアでは、原発再開の是非を問う国民投票が行われ、反原発票が約95%を占めました。ベルルスコーニ首相は、「政府と議会は国民投票の判断を完全に受け入れる義務がある」との声明を発表し、国民の意思を尊重して原発再開を断念する意向を示しました。

 ドイツでは、メルケル政権が2022年までの原発全廃を閣議決定し、来月にも法制化される見通しです。

 翻って日本では、福島原発事故の収拾が未だ出来ていないにもかかわらず、海江田万里経済産業相が定期検査などで停止している原発について「再稼働は可能」との安全宣言を公表しました。

 アンケートを見ても多くの方々が原発の怖さを改めて感じています。くさぶえ農園も、この土地でこれからも安全・安心な野菜作りを続けていくためにも、そして、これから引き継いでいく子供たちの未来のためにも、「脱原発」の流れに賛同していきたいと考えています。「脱原発」を実現するためには様々な課題を解決していかなければならないと思いますが、大きな流れになって欲しいと願っています。

 そんな中、脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名が始まったことを知りました。作家の澤地久枝さん、経済評論家の内橋克人さん、ルポライターの鎌田慧さんらが呼びかけ人となっている、「さようなら原発1000万人アクション」です。詳しくはホームページをご覧ください。

News485

ようやく有坂さんの卵が再開しました。

 昨春以来、長い間お届け出来ずにいた有坂さんの卵をようやく再開させていただきます。先週の土曜日の宅配分から卵を入れさせていただいています。お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。これからも卵をお届け出来ない時もあろうかと思いますが、ご理解いただければ有り難いです。