通信くさぶえ 1031号

露地の野菜が育ってきました!

 露地の畑では、マルチを張ったり、不織布で覆ったりして栽培してきた野菜が育ってきました。寒さや干ばつの影響で葉先などが傷んでしまったものもあります。軽度のものはお届けさせていただきますが、気になる部位は取り除いてください。

 露地の畑が少しずつ賑やかになってくると、実際は次の作業に追い立てられるようなのですが、なんだか嬉しくなって、ずっと眺めていたいような気持になります。

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タマネギも育ってきました!

 今年はいつも以上にタマネギが順調に育ってきています。新タマネギはまだ先ですが、まずは葉タマネギ用に栽培してきたものが出来上がってきました。少しずつお届けさせていただきます。葉タマネギは、葉も一緒に油味噌炒めにしたり、ソテーしたり、味噌汁やスープにしたりして楽しんでみてください。

葉タマネギの油味噌炒め

材料

 葉タマネギ 2~3ヶ
 ゴマ油 大さじ1~2
 A
  味噌 大さじ1
  砂糖 大さじ1~2
  酒・みりん 各小さじ2

作り方

  1. タマネギは、根はくし形に、茎は4~5cm長さに刻む。
  2. フライパンにゴマ油を熱し、刻んだ葉タマネギを炒める。
  3. 7~8割火が通ったら、Aをからめるようにまわし入れ、ざっと炒め合わせて出来上がり。

■甘めにするとご飯がすすみます。甘さを控えてお酒のお供にしても美味しいです。

ルバーブも育ってきました!

 ルバーブは、ヨーロッパではポピュラーな野菜で、品種もサラダ用やジャム用などがあるそうです。くさぶえ農園のルバーブは知り合いの料理研究家の方から分けていただいた、イタリアのジャム用の品種です。ルバーブは簡単にジャムに出来ますのでお試しください。下記のレシピは、300ccの保存ビン5本分相当ですので、参考にしてみてください。しょうが汁はお好みで、レモン汁にしてもいいですし、入れなくても大丈夫です。生のルバーブを水洗いして水気を切ってから、ざく切りにして冷凍保存も可能です。

ルバーブジャム

材料

 ルバーブ 1kg
 砂糖 700~800g
 しょうが汁 大さじ2

作り方

  1. ルバーブは洗って水気をふき取り、1~2cm幅の小口切りにしてホウロウ鍋に入れ、砂糖を振りかけて混ぜる。そのまま2~3時間おいて水気を出す。
  2. 鍋を火にかけ、煮立ってきたら中火弱の火加減にし、木べらで絶えずかき混ぜながら、25~30分煮る。途中でアクをまめにすくい取り、しょうが汁を加える。
  3. 保存用のビンは煮沸消毒する。
  4. ジャムが熱いうちにビンに詰め、軽くふたをして冷まし、完全に冷めたらふたをきっちりしめる。冷蔵すると色がさめない。
(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子著 群羊社より)