通信くさぶえ 1016号

寒い日が続いていますが、、、

 前回の通信にも書きましたが、寒さもそろそろピークを越えてきたようです。日中の陽射しには春の気配を感じられるようになってきて、日暮れも少しずつ遅くなってきています。

 とは言っても、まだまだ最低気温はマイナス5℃前後、寒い日にはマイナス9℃前後まで下がります。日中、暖かい日にはプラス5度くらいまで上がるので、その後の日没後の寒さが余計に堪えます。

 そんな中でも、ハウスの葉物野菜たちは少しずつ大きくなってきています。ホーレンソウは、春の気配を感じて、葉先を上に広げだしてきました。小さめのものも混じりますが、今シーズンのホーレンソウは虫害も少なく、良い状態のものが多いです。寒じめされた、甘味の強い冬のホーレンソウを楽しんでいただければ、と思います。

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冬菜をお届けさせていただきます!

 ハウスで栽培している冬菜(ふゆな)がようやく育ってきました。他の葉物野菜同様に生育が遅かったので、少しずつお届けさせていただきます。

 冬菜はこの佐久地方に昔からある地野菜です。夏から秋にかけて種を播いて露地で栽培して、緑の野菜の少なくなる頃、秋口に葉をかいて食べたり、冬を越してトウ立ち菜を食べたりします。

 くさぶえ農園では、ハウスで栽培して、冬菜があまり大きくならないうちに株採りしています。冬菜は一見かたそうですが、火を通すとトロッとした口当たりでとても柔らかくなります。油と相性が良く、炒め物が美味しいです。汁の実などにしても美味しいのでいろいろとご活用ください。

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中生の水菜に代わりました!

 先々週から早生の水菜から中生の水菜に代わってきています。早生の水菜は生育が早くて、茎が細くて、柔らかくてサラダ向きです。中生の水菜は茎が太くなりますが、寒さに当たって柔らかくなってきています。個人的には、生でサラダにした時に、この太めの茎の方が味わい深くて好きです。皆さんはいかがですか?

 我が家では、生の水菜をザクザク刻んだうえに、サラダ油と塩、コショウ、しょう油でひき肉を炒めたものをかけて一緒に食べるのが子供たちにも大人気です。長ネギを刻んで一緒に炒めても美味しいですよ!

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