通信くさぶえ 1111号

暖かい週末でした。

 先週末は12月とは思えないほどの暖かさでした。収穫作業が遅れているので、作業がしやすく、また野菜が凍らないので有難かったのですが、白菜の収穫作業をこんなに汗をかきながら行うのは初めてでした。

 今週は気温が高めの日が多そうなので、出来るだけ収穫、貯蔵作業を進めていきたいと思います。来週からは真冬の寒さになる予報です。寒暖の変化が大きくて大変ですが、今年も残すところあと少しです。しっかりと年を越せるように頑張ります!

白菜が豊作です!

 上にも書きましたが、今週末は汗をかきながら白菜を収穫して貯蔵しました。ミニ白菜は先に収穫をして納屋に貯蔵しました。今年は普通の白菜がよく出来て、長さ30mほどのハウスの貯蔵スペースに入りきりません。大きめのものから収穫して貯蔵して、小さめのものは畑に残しています。

 いつもはミニ白菜をお届けしてきた後に、白菜をお届けしてきましたが、今年は畑に残してある小さめの白菜を先にお届けさせていただきます。貯蔵した大きめの白菜は、ミニ白菜の後にお届けしたいと思います。

news1111

旬をおいしく  赤カブ

 今年は猛暑の影響で、野菜の種子の発芽率が悪いものがありました。発芽率が一番悪かったのが赤カブで、3分の1も発芽しませんでした。そのため、今年はお客様全員にお届けする量が確保出来ませんでした。出来るだけ多くのお客様にお届けするようにしたいと思いますが、お届け出来ない場合には申し訳ありません。

 赤カブは彩りを生かして、生のままサラダや酢漬け、マリネなどで食べてみてください。サッと湯がく程度なら、色もそれ程ぬけず、柔らかくなって美味しいと思います。

 毎年紹介するレシピになりますが、参考にしてみてください。うちでは下記のレシピの酢液以下を1割減ほど少し薄めに作っています。

赤カブの甘酢漬け

材料

 赤カブ 1kg
 ふり塩 50g
 酢液
  酢 1カップ
  みりん 40cc
  砂糖 50g
  塩 20g
 コンブ 10g
 赤トウガラシ 3本

作り方

  1. 赤カブを洗い、葉を切り落とし、カブは3~4mmの半月か輪切りにする。
  2. ふり塩をして、一日塩漬けする。
  3. みりん、砂糖、塩を煮立て、砂糖と塩を溶かす。冷めてから酢を加えて酢液を作る。
  4. 容器の底にコンブをしき、塩漬けした赤カブを並べ、刻んだコンブと刻んだ赤トウガラシをところどころに散らしながら、カブと交互に漬ける。
  5. 上段にコンブをのせ、酢液を注ぎ、押しぶたと重石(600gぐらい)をして、冷所で3日ほど漬ける。食べるときは、(お好みで)とり出したまま放射状に切って食べる。
(「家庭でつくるこだわり食品 2 野菜」 岩城由子より)