通信くさぶえ 997号

気温の低い日が続いています。

 9月に入ると、まるで10月を思わせるような、涼しいを通り越して寒いくらいの日が続いています。

 トマトの実割れが増えてきたり、キュウリやナスの収量がガクッと落ちてきたり、モロッコインゲンが早くから豆がふくらみだしたりするなど、夏野菜の生育に影響が出てきています。

 今週後半には低温傾向は解消してきて、残暑が厳しくなる日もありそうです。もうしばらくは夏野菜を楽しみたいですね!これからの天気に期待しています。

トウモロコシが今季最終となります。

 そろそろトウモロコシが終了となります。お客様全員にお届け出来るのは今週が最後となりそうです。今年も楽しんでいただけましたか?

 トウモロコシの生育期の終盤を迎えて、虫害や実の入りの良くないものが増えてきました。少しずつですが、「なごり」の味を楽しんでいただきたいと思います。

 また、先週はキュウリがこの時期にしてはたくさんとれて、「もっと、くさぶえ野菜」を復活することが出来ましたが、上述のように今週はキュウリの収量がガクッと落ちてきてしまいました。

 曲がったキュウリが増えてきたり、お届けする本数が減ってきたりしますが、多くのお客様に出来るだけ長い期間味わっていただけたら、と思います。

 代わって、急に収穫量が増えてきたのが、カラーピーマンです。カラーピーマンは栄養面が優れていて、赤色の「セニョリータ レッド」は、従来のピーマンと比べて、カロテンが約2,2倍、糖分は約2倍、ビタミンCは約2,1倍多いそうです。また、オレンジ色の「セニョリータ オレンジ」では、カロテンが約1,6倍、糖分は約1,8倍、ビタミンCが約2,2倍多く含まれています。

 彩りを生かして、生でサラダに散らしても綺麗ですし、肉詰めにして焼いても食べ応えがあります。炒めたり、スープの具に入れたりしても美味しいです。いろいろとお楽しみください。

news997

枝豆のお届けの仕方を試行錯誤しています。

 毎年ご好評をいただいている枝豆ですが、とても美味しくて、僕も大好物なのですが、出荷作業に毎年手間取っています。例年のように枝葉を付けたままでの出荷では、虫食いの実や傷んだ葉などを取り除くのに時間がかかっていました。

 今年は農機具屋さんに相談した結果、農園に以前からあった大豆の足踏み式の脱穀機と唐箕を使って、枝から莢を外して、莢のみを袋詰めしてみました。しかし、外した莢の選別に今度は時間がかかってしまいました。

 出荷作業を手伝っていただいている方々と試行錯誤しながら進めてきましたが、出荷作業と枝豆の質や鮮度などを検討した結果、結局は以前までのように、枝葉付きの状態でのお届けに落ち着きそうです。莢の取り外しや枝葉の処理など、お客様にはご負担をお掛けしますが、ご了承ください。