通信くさぶえ 980号

旬をおいしく  ルバーブ

 今年もルバーブが大きく育ってきました。ルバーブは、ヨーロッパではポピュラーな野菜で、品種もサラダ用やジャム用などがあるそうです。くさぶえ農園のルバーブは知り合いの料理研究家の方から分けていただいた、イタリアのジャム用の品種です。ルバーブは簡単にジャムに出来ますのでお試しください。下記のレシピは、300ccの保存ビン5本分相当ですので、参考にしてみてください。しょうが汁はお好みで、レモン汁にしてもいいですし、入れなくても大丈夫です。生のルバーブを水洗いして水気を切ってから、ざく切りにして冷凍保存も可能です。

ルバーブジャム

材料

 ルバーブ 1kg
 砂糖 700~800g
 しょうが汁 大さじ2

作り方

  1. ルバーブは洗って水気をふき取り、1~2cm幅の小口切りにしてホウロウ鍋に入れ、砂糖を振りかけて混ぜる。そのまま2~3時間おいて水気を出す。
  2. 鍋を火にかけ、煮立ってきたら中火弱の火加減にし、木べらで絶えずかき混ぜながら、25~30分煮る。途中でアクをまめにすくい取り、しょうが汁を加える。
  3. 保存用のビンは煮沸消毒する。
  4. ジャムが熱いうちにビンに詰め、軽くふたをして冷まし、完全に冷めたらふたをきっちりしめる。冷蔵すると色がさめない。
(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子著 群羊社より)

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間引き大根をお届けさせていただきます!

 今年の大根はカブ同様に苦戦しています。暖かいせいか、いつもよりもハウスの中の乾きが早いようで、いつも以上に水やりを行っています。ただ、暖かいだけではなく、最低気温は低い日が多いように感じています。そのため、低温と乾燥の影響で、大根の生育にもばらつきが大きくなってしまいました。

 それでも、大きくなってきたミニ大根から間引き大根としてお届けさせていただきます。大根としてはまだまだ小さいですが、葉も柔らかくて美味しいです。

トウモロコシの定植が始まりました!

 いよいよトウモロコシの定植も始まりました。くさぶえ農園では、トウモロコシは苗を育てて、画像のようにマルチに深さ10cmほどの穴を開けて、その穴に苗を落とし入れていく、穴底植えというやり方で定植しています。まだ霜が降りる心配があるこの時期ですが、穴の中は地上よりも暖かく、寒さ対策として有効です。また、普通に植えるとマルチの上に出てきてしまう、トウモロコシの根が地中にしっかり張ることで、台風などによる倒伏被害を軽減できることも期待しています。

 8月前後の1ヶ月ちょっとの短い期間のお届けですが、美味しいトウモロコシをお届け出来るようにしっかり育てていきたいと思います!

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