通信くさぶえ 978号

カラマツが芽吹いてきました。

 畑の周りのカラマツも芽吹いてきて、いよいよ農繁期に突入してきました。4都府県に3回目の緊急事態宣言が出されましたが、自然の営みはコロナに関係なく進んでいきます。とにかく今出来ることをやっていくしかないと思っています。

 気象庁が発表した3ヶ月予報によると、上空の偏西風は平年よりやや北を流れる見込みで、太平洋高気圧の日本の南への張り出しは、平年より強いそうです。そのため、全国的に暖かい空気に覆われやすく、高温傾向という予報が出ています。今年も酷暑となるのでしょうか。

 また、梅雨前線の北上が早めで、活動が活発になりやすいそうです。今年の梅雨は順調に明けるとみられています。

 引き続き、季節の移り変わりが早いようです。梅雨の時期には梅雨らしい雨が降って、災害が起こることもなく、暑い夏を迎えられることを願っています。

news978

ハウス栽培の小カブをお届けさせていただきます。

 ハウス内に2月に播種した小カブが出来てきました。葉まで柔らかくて美味しく食べていただけると思います。

 今年は、暖かいせいか、いつもよりもハウスの中の乾きが早いようで、いつも以上に水やりを行っています。ただ暖かいだけではなく、最低気温は低い日が多いように感じています。そのため、低温と乾燥の影響だと思いますが、ハウス内に直播きしたカブや大根、小ネギ、ミニニンジンなどが苦戦しています。皆様になんとかお届け出来るように、播き直しをしながら対応しています。

 また、美味タスが終わってしまいました。これからは、代わって、ミックスレタスをお届けさせていただきます。柔らかいレタスが中心になります。水菜やからし菜、ルーコラ、小カブなどと合わせて食べてみてください。

強い寒気が来ました。

 暖かい日が多く、季節の移り変わりも例年より早めですが、ここに来て、強い寒気がやって来ました。26日の最低気温はマイナス3.6℃、27日はマイナス4.7℃まで下がりました。既に露地の畑にも葉物野菜やキャベツ類を定植している時期なので、その影響が心配されます。

 近くのベテラン農家さんから、「こういう暖かい日が続いて、寒気が入ってくると、雹が心配だ」という話を聞きました。以前、菜の花を栽培していた時に15分ほどの間、雹が降って、黄色い花が全部落ちてしまったことがあるそうです。その時もこんな陽気だったと話していました。とても恐ろしい話を聞きましたが、こんなことがないように祈るばかりです。

 これで寒気は抜けそうなので、なんとか畑の野菜たちも回復して育っていって欲しいです。