野菜の収穫、貯蔵を進めています。
11月は暖かい日が多く、12月に入ると寒くなると言われていましたが、12月半ば頃まで暖かい日が多いようです。冬の野菜の収穫、貯蔵を進めていますが、暖かい日が多くて作業が捗り助かっています。大根や白菜の収穫、貯蔵がほぼ終了しました。
大根と白菜は、貯蔵ハウスの中に穴を掘って断熱材で蓋をして貯蔵しています。最低気温がマイナス10℃を下回る真冬でも、貯蔵庫内の大根や白菜は凍りません。来年の2月頃まで貯蔵していきます。
白菜を貯蔵するスペースにはネズミが侵入してくるようになったため、昨シーズンにネズミの侵入を防ぐ金網を張りました。そのおかげで、それ以来白菜をネズミに食べられることがなくなり、安心して貯蔵出来るようになりました。
大根は、白菜よりも深く掘った穴の中に貯蔵しています。ここも金網を張ってネズミに食べられないようにしています。この中で、大根は新しいひげ根を伸ばしたり、葉の切り口から新しい芽が出てきたりします。その生命力にはいつも驚かされます。
これから、キャベツ、長ネギ、ゴボウ、ナガイモの貯蔵作業を進めていきます。暖かい日が続いている間になんとか作業を終わらせたいと考えています。
今週のジャガイモについて・・・
先週はピンク色のジャガイモ「ノーザンルビー」をお届けさせていただきましたが、はぶきのものが多く、途中から紫色のジャガイモ「シャドークイーン」をお届けさせていただきました。今週も毎週以外のお客様には「シャドークイーン」をお届けさせていただきます。
「シャドークイーン」は、これまでの紫色のジャガイモの約３倍のアントシアニンが含まれているそうです。アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化物質として知られています。また、これまでのカラフルポテトに比べて、加熱後も紫色が残り、食味が良くなったという特徴があります。
加熱しても鮮やかな紫色が残るので、彩りを生かして、ポテトサラダやビシソワーズ（ジャガイモのポタージュなどはいかがでしょうか？いつもと違った彩りのフライドポテトも美味しいです。
また、以前通信に書かせていただいた、のらくら農場の「キタアカリ」をお届けさせていただきます。今週は毎週のお客様に入れさせていただきます。このジャガイモにも中心空洞のイモがあるようです。今シーズンはどこでもジャガイモの状態が厳しいです。その部位を取り除けば問題なく食べられると思います。外見からはわからないので、その分増量させていただきます。
