通信くさぶえ 516号

由井さんからゴボウを分けていただきました。

 寒い日が続いています。2月3日には最低気温がマイナス16.1℃まで下がりました。周りは雪に囲まれていて、まるで冷蔵庫の中にいるような気分です。それでもハウスの野菜は頑張って生育しています。そんな寒さの中ですが、立春を迎える頃には春の気配を感じられるようになってきました。暖かい春が待ち遠しいです。

 先週からお届けしているゴボウは、研修先の由井さんから分けていただいたものです。今シーズンは7月末の低温の影響でゴボウの生育が悪く、ゴボウ作りを失敗してしまい、くさぶえ農園のゴボウはもう終わってしまいました。

 由井さんはゴボウ作りは得意で、また石の少ない畑があるため、長いゴボウを作ることが出来ます。このゴボウをお届けさせていただきます。まだまだ師匠に学ぶべきことは多そうです。

旬をおいしく  水菜

 水菜の生育がとても良いです。今シーズンは、早生と中生と晩生の3種類の水菜を栽培しています。早生の水菜はサラダに最適な柔らかい水菜ですが、寒さに弱く、年を明けての寒さには耐えられません。一方、晩生の水菜は寒さには最も強いのですが、茎が太くて固めで、生でも食べられますが、鍋物や漬物向きです。その両方の良さを併せ持つ水菜として期待して、初めて栽培したのが中生の水菜です。どちらかと言うと、晩生に近いのですが、なかなか美味しい水菜に出会えたと思っています。皆様はいかがでしょうか?今週で中生の水菜も終わりになり、晩生の水菜に移っていきます。

 水菜は肉や魚の臭みを消してくれます。また、貧血や生活習慣病の予防、美肌作りにも効果があるそうです。鍋物や炒め物、おひたしなど様々に利用出来る水菜ですが、こんな食べ方はいかがでしょうか?カキの旨味とシャキシャキした水菜がとても美味しいです。

水菜とカキのソテー

材料

 水菜 1~2株
 カキ 1パック
 バター 20g
 塩、コショウ 少々

作り方

  1. 水菜は食べやすい長さに切っておく。カキはサッと洗っておく。
  2. フライパンにバターを入れて熱し、カキを炒める。
  3. カキに火が通ったら水菜を加え、塩とコショウで味を調えたらすばやく火を止める。
(「もっと からだにおいしい 野菜の便利帳」 白鳥早奈英、板木利隆監修 高橋書店より改変)

有坂さんの卵を再開します!

 昨秋以来、有坂さんの卵をお届け出来ずにいましたが、ようやく再開させていただきます。来週の宅配分から卵を入れさせていただきます。お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。有坂さんは南佐久郡南牧村で発酵飼料にこだわった平飼い養鶏をされています。有坂さんの美味しい卵を、有坂さんのお客さんにご迷惑をかけないように余裕のある時に、希望される方にお届けさせていただいております。これからも卵をお届け出来ない時もあろうかと思いますが、ご理解いただければ有り難いです。春は産卵数が増えるそうです。今年は「春待ちセット」になっても卵をお届け出来たら、と考えています。