通信くさぶえ 691号

朝晩は涼しくなってきました。

 連日、猛暑が続いていますが、くさぶえ農園では畑を吹き抜ける風が涼しくなってきました。朝晩は涼しくなってきて、そろそろ秋がやって来そうな気配が感じられています。

 先日、物凄いゲリラ雷雨があって、キュウリのハウスに雨水が流れ込んでしまいました。ハウスの土が流されるほどではなくて、ハウスにしっかりと水が入ったという程度でしたが、一気にべと病が広がってきてしまいました。

 前にも書きましたが、このハウスのキュウリ「夏すずみ」は定植後に低温と日照不足の影響を受けて、アブラムシの被害がひどかったのですが、何とか回復してきました。8月に入って、収穫のピークも過ぎてきて、そろそろ形の悪いものが増えてきそうです。

 露地の畑では、ずらして栽培しているキュウリが1番果を着けるまでに育ってきています。こちらのキュウリもこれから少しずつとれ始めてきて、ハウスのキュウリから露地のキュウリへと次第に移行していきます。

トウモロコシが絶好調です!

 今年のトウモロコシはいかがでしょうか?今年は「もっと、くさぶえ野菜」でもお届けしたいと考えて、いつもより多く作付けしてきましたが、気が付けば例年より1,000株ほど多く、3,000株を超える作付けとなってしまいました。我ながらよく植えたな、と思います。

 猛暑とゲリラ雷雨のおかげで、味も良いトウモロコシに育ってきたと思います。野菜を卸している、feelさんで測っていただいたところ、今年は糖度18でした。どうやら昨年のトウモロコシよりも甘いようです。

 季節限定の夏のトウモロコシをご堪能ください。

News691

今年は野菜の生育がめちゃくちゃです。

 今年の天候のせいで、今年は野菜の生育が例年と違うものが目立ちます。特にナス科のものにその傾向が強く見られるように感じています。

 ジャガイモでは、品種によって生育が違い、「キタアカリ」はいつもより早く株が枯れ上がってしまいました。その割にはイモはしっかりと肥大しています。また、「はるか」は「キタアカリ」よりも生育期間の長い品種ですが、いつまで経っても花が咲いていました。一方、「こがね丸」はいつ花が咲いたのかな、というぐらい花の期間が短かったです。例年にない生育のせいか、大きいジャガイモに中心空洞果が混じっています。外見からは分からないものが多く、お届けしてしまうこともありますが、空洞の部分を取り除いていただければ食べられます。

 その他では、トマトはいつもよりも早くからとれ出していますが、ナスやピーマンは遅れています。こんな天候では野菜の生育がおかしくなっても仕方ないかな、と思ってしまいます。

 そんな中でも、お客様に美味しい野菜を安定してお届け出来るようにするにはどうしたらいいのか、これからも試行錯誤を重ねていきたいと考えています。