通信くさぶえ 1064号

寒暖差が激しそうです。

 先週末は、この時期にはあまりないような暖かい日となり、14日(土)は農園周辺でも最高気温が13℃に達しました。

 そのため、先週始めに降った雪で、畑は写真のような一面の銀世界でしたが、今週までに雪はほとんど融けてしまいました。

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 しかし、来週からは寒さが厳しくなるようです。先週は気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されましたが、今度は「低温と大雪に関する早期天候情報」が発表されました。「早期天候情報」は、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるものです。ちょっと分かりにくいですが、それだけ寒暖差が激しいということが分かります。

 寒暖差の激しい冬となっていますが、この先の天気はどうなるのでしょうか?

 気象庁によると、今後、ラニーニャ現象は終息に向かい、冬の終わりには平常の状態となる可能性が高く、春はエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性が高くなっているそうです。

 この先は、激しい天候の変化もなく、平年並みの天候になることを期待したいです。

ハウス栽培の水菜が育ってきました!

 今シーズンのハウス栽培の水菜は、寒さのせいもあり、生育がいつもよりも遅めでしたが、それでも少しずつ育ってきました。まだ小さめですが、早生の水菜からお届けさせていただきます。

 水菜は、生育期間の違う、早生のものから、中生、晩生と3種類を育てています。

 早生の水菜は、生育が早くて、柔らかくてサラダ向きですが、中生や晩生の水菜に比べて寒さに弱く、不織布をかけていても年明けには寒さで傷みがひどくなってしまうので、以前は年内に収穫を終わるようにしていました。

 ここ数年試行錯誤をしてきた結果、不織布をかけた上に、夜間は保温シートをかけるようにしたところ、年を越してからの収穫が出来るようになってきました!

 早生の水菜からお届けさせていただき、中生の水菜、晩生の水菜と代わっていきますが、品種による味や食感の違いを楽しんでいただけたら、嬉しいです。

 この時期ならではの、寒じめされた葉物たち、小松菜、ホーレンソウ、そして水菜をお楽しみください!

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