通信くさぶえ 786号

こちらも強い雨が降りました。

 台風3号が通り過ぎた後、天気は全国的に回復していくのか、と思っていましたが、九州北部では記録的な豪雨となり、甚大な被害が出ました。懸命の救出作業と捜索活動によって、少しずつ状況が明らかになってきましたが、亡くなった方はまだ増えていて、孤立状態にある方々もまだ多くいます。大変な状況が続いていることを思うと、本当に胸が痛みます。心からお見舞い申し上げます。また亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。

 現地の映像を見ると、何でこんな所でこんなにも雨が降ったのだろうと怖くなります。日本各地のどこでも起こり得る災害だと思います。これも温暖化の影響といえるのでしょうか?

 実は、7月6日に農園のある佐久市望月地区にも強い雨が降り、一時土砂災害警戒情報が出されて、避難準備・高齢者等避難開始の情報が発表されました。短時間に強い雨が降って、道路にも川のように水が流れて、畑には水が溜まってしまいました。農園の中の用水路はいつもは水が流れていませんが、この用水路が濁流となったのは、昨秋の長雨以来のことでした。それでも1時間に25ミリ、累計雨量は60ミリだそうで、いかに九州の豪雨がもの凄いものなのか、実感した思いでした。

 九州では、まだ雨が降る予報が出ています。これ以上被害が拡がらないことを祈るばかりです。

キュウリの収量が上がってきました!

 前回の通信で今年のキュウリ苗の育苗に苦労したことを書きましたが、その影響で定植後もアブラムシがいつもよりも多く見られ、栽培に苦労しています。

 それでも樹勢を回復してきていて、少しずつですが、キュウリの収量が上がってきました。もう少しでお客様全員にお届け出来るようになると思います。

 ここに来てようやくテントウムシの卵が孵って、幼虫たちがせっせとアブラムシを食べてくれるようになりました。テントウムシはアブラムシの天敵ですが、成虫よりも幼虫の方がたくさんのアブラムシを食べてくれます(画像の中央のキュウリの葉の縁にテントウムシの幼虫がいます)。

 アブラムシを頑張って食べてもらって、キュウリの生育が良くなってもらいたいです。テントウムシに感謝!

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新ジャガをお届けさせていただきます!

 いよいよ新ジャガの季節がやって来ました。まずは「キタアカリ」をお届けさせていただきます。ホクホク系の新ジャガをお楽しみください!

 今年は今のところ疫病などの病気の発生は見受けられません。昨年のような不作とならずに、今年は美味しいジャガイモが豊作となって欲しいものです。

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