通信くさぶえ 1002号

この1週間で季節が大きく変わりそうです。

 10月とは思えない暑い日が続いていますが、気象庁は17日(日)頃から5日間の平均気温が平年より大幅に低くなる可能性が高いとして、全国の広い範囲に低温に関する早期天候情報を発表しました。

 高い山々は初冠雪となるところも出てきそうです。そうなると、いよいよ畑に霜が降りるようになってきます。

 この1週間で季節は大きく変わっていきそうで、人間も野菜も急激な変化が堪えそうです。

キャベツ類がとれ始めてきました!

 先週後半から、「初秋」や「信州868」、そして「みさき」のキャベツ類がとれ始めてきました。中でも、三角形のとんがりキャベツの「みさき」は、毎年ご好評をいただいています。甘くて柔らかい、美味しいキャベツです。火を通すより生で食べた方が甘味が生きるようなので、千切りにして食べるのが一番美味しいように思います。

 「みさき」は柔らかくて割れやすいため、春と秋の短い期間だけのお届けとなっています。秋作の「みさき」は、春のものよりも寒さに当たり、甘味が出てきていると思います。期間限定の「みさき」キャベツをご賞味ください。

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 また、ブロッコリー類やカリフラワーなども順調に育ってきていて、先週からカリフラワーがとれ始めました。関東地方などでは、冬の間がこれらの野菜の旬となりますが、高冷地の当地では真冬は凍みてしまい栽培出来ません。これから11月頃までがお届け出来る期間となります。少しずつ登場してくると思いますので、楽しみにお待ちください。

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ニンジンや大根などの間引き菜をお届けさせていただきます。

 今週から、間引きニンジンをお届けさせていただきます。まだ、ミニニンジンのサイズですが、この時期はニンジンの葉も柔らかくて美味しいので、ニンジンも葉も丸ごと全部味わってみてください。ニンジン葉は天ぷらにしたり、パセリの代わりに使ったりしてみてください。また、葉を刻んで油で炒めて、みりんとしょう油で味付けをして、佃煮風にしても美味しいです。

 夏大根に代わって、冬大根の間引き菜をお届けさせていただきます。細かく刻んだ大根葉を数日は冷蔵庫で良い状態で保存出来るので、刻みネギのような感覚で、焼いた肉や魚にのせたり、肉ジャガや煮物にのせたりしています。ご飯の上に刻んだ大根葉をたっぷりのせて、ゴマを振って、生卵をかけて、七味唐辛子としょう油を振って食べると美味しいですよ!

 大根葉を細かく刻んで、軽く塩もみをして、カボスとしょう油とかつお節で食べるのも美味しいです。栄養豊富な大根葉を是非ご活用ください。