通信くさぶえ 988号

雨の日が続いています。

 先週から激しい雨ではありませんが、雨の日が続いています。この先も雨の日が多いようです。静岡県熱海市では土石流が発生して大きな被害をもたらしました。言葉もありません。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 毎年のように大雨による被害が日本各地で起こるようになってきました。恐ろしいことです。

 雨の合間をぬって農作業を進めていますが、作業が遅れてきています。また、野菜の生育にも影響が出始めていて、これからの梅雨前線の動きが気になります。

 話は変わりますが、育苗培土に利用している木材チップの山から、培土用に木材チップを掘り取っているとカブトムシの幼虫がよく出てくるのですが、先日は蛹が出てきました。

 もうしばらくすると、羽化したカブトムシが出てきます。季節は確実に夏に向かっているのを感じました。

 カブトムシが飛び回る頃には、夏野菜が元気に育つような暑い夏になっていることを期待しています。

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ズッキーニやスティックセニョールの収量が上がってきました!

 雨が多い中でも、ズッキーニや茎ブロッコリーの「スティックセニョール」の収量が上がってきました。ズッキーニやブロッコリー類、キャベツ類などが加わり、宅配の内容も少しずつ変わってきています。これから多くのお客様にお届けしていきますので、お楽しみに!

トウモロコシの雄穂切りが始まりました。

 最初に播いたトウモロコシから順々に出穂してきています。雄穂が伸びてきて花粉を飛ばす頃に、この雄穂を切り落としていきます。この雄穂の切り落とし作業がいよいよ始まりました。画像の右側が雄穂を切り落とした所で、左側の奥の方はまだ切り落としていない所です。

 トウモロコシの大害虫であるアワノメイガは雄しべの花粉に呼び寄せられてきて、卵を産み付け、卵から孵った幼虫がトウモロコシの実を食害します。雄穂全部を切り落としてしまうと受粉が出来ませんが、8~10株に1株ほど雄穂を残しておけば受粉に影響がないようです。

 この効果はかなり高く、アワノメイガの被害を少しでも減らすために数年前から行っています。今年も美味しいトウモロコシを皆様にお届け出来るように頑張ります!

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