通信くさぶえ 789号

やっと天気が回復してきました。

 梅雨明けの発表後、梅雨に戻ったような、ぐずついた天気が続いていましたが、31日(月)は久し振りの晴れ間が見られました。このところの天候不順の影響で、キュウリやトマト、ズッキーニなどの収量が落ちてきています。

 8月は全国的に平年より気温が高く、厳しい暑さになるという予報が出ています。台風の影響も気になるところですが、適度な雨と共に、夏らしい暑さがもうしばらく欲しいところです。夏野菜たちももうひと踏ん張りして欲しいものです。

トウモロコシはいかがでしょうか?

 春先の寒さで生育がばらついていたトウモロコシですが、思った以上に良い出来になってきました。トウモロコシは良い状態のものを出来るだけ長い間お届け出来るように、少しずつずらして栽培しています。次に播いたトウモロコシも収穫適期を迎えてきています。

 今週からはトウモロコシの「もっと、くさぶえ野菜」も始めさせていただきます。8月前後の1ヶ月ちょっとの期間限定のトウモロコシをご堪能ください(画像:カブトムシもトウモロコシを食べに来ていました)。

 今年はアワノメイガによる食害が目立ちます。ひどいものは除いていますが、実の先端に少し食害のあるものは取り除いてお届けさせていただきます。食べられていない部位の味には問題はありませんので、ご了承ください。

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ジャガイモの生育がいつもと違います。

 昨年は秋の大雨で不作だったジャガイモですが、今年の出来はどうでしょうか?

 まだ「キタアカリ」しかお届けしていませんが、多少そうか病が出ているイモもありますが、大きく育っています。しかし、「キタアカリ」の葉はいつもよりも早くに枯れてしまいました。特に病気になったという訳ではなさそうで、イモの状態も良さそうです。

 分かりづらいですが、画像の右側半分が「キタアカリ」で、葉がほとんど枯れています。一方、左側半分の「こがね丸」はものすごく株が大きくなり、まだ枯れずに元気が良い状態です。「キタアカリ」は早生で、「こがね丸」は中晩生種で生育に差があるため、天候との関係もあってこのような差が出たのかな、と考えています。

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 どちらのイモも大きくなってきています。昨秋のような大雨がなければ豊作となるのでは、と期待しています。