少し雹が降りました。
先週24日(木)は大気が不安定で午後にゲリラ雷雨となり、激しい雨が降りました。雷もかなり近くで鳴り響いてきて、慌てて農作業を切り上げて家に逃げ込みました。打ちつけるような雨の中、小さな雹が混じっていました。
昨年のゲリラ雷雨では近くの年配の方が「こんなのは初めてだ」というくらい激しい雨が降り、畑全体が川のようになりましたが、今回はそこまでの雨量ではなく、時間も短かったので畑の土が流されるほどではありませんでした。でも、近くの家では電柱に落雷があったようで停電したところもありました。
この程度で済んで良かったと思ったのですが、雹まじりの雨のため、特に玉レタスに穴が開く被害が出てしまいました。玉レタスは今季最終ということもあり、被害が少ないものは先週土曜日にお届けさせていただきました。
非結球のレタスや小松菜などの葉物野菜には目立った被害はなくホッとしましたが、近くで大規模にレタスを栽培している農家さんに聞くと、くさぶえ農園の周りの雹害は他に比べると大したものではないということでした。くさぶえ農園のすぐ隣の谷筋では、ピンポン玉の4分の1ほどにもなる雹が降ったそうで、収穫間近の玉レタスがほとんど収穫出来ず、廃棄処分となるとのことでした。
話を聞いて、言葉もありませんでした。自然の激しさが増してきているような気がします。これも温暖化の影響なのでしょうか?これ以上の被害が出るような天候が起きないことを願うしかありません。
「美味タス」をお届けします!
昨シーズンは雨が多く、玉レタスに病気が出てしまい、満足にお届けすることが出来ませんでした。今シーズンは、最後の玉レタスが雹害に遭ってしまいましたが、多くのお客様にお届けすることが出来たように思います。
玉レタスは暑くなってくると病気の発生が多くなってしまい、無農薬では作りづらいため、くさぶえ農園では6月限定で栽培しています。
その後は、玉レタスに代わって「美味タス」を栽培しています。「美味タス」は半結球のため、結球する玉レタスよりも病気の発生が少なくて作り易いですし、玉レタスのようなシャキシャキ感が楽しめます。いろいろと試した中では、このような結球しないレタスの中で一番食感が玉レタスに近いように思います。
また、他のレタス類も育ってきています。今年初めて栽培しているフリルレタス「マザーグリーン、マザーレッド」が生育も良く、苦みもなく美味しいです。フリルレタスの「ハンサムグリーン」やロメインレタスの「ロマリア」も状態が良さそうです。これらのレタス類もお届けさせていただきますので、色々なレタスを食べ比べてみてください。
ズッキーニがとれ始めました!
1日数本程度ですが、ズッキーニがとれ始めました。多くのお客様にお届けするにはもうしばらくお待ちいただかなければいけませんが、いよいよ夏野菜が始まりますので、楽しみにお待ちください!