通信くさぶえ 414号

短い秋の空気を楽しんでいます。

 台風の後、時々小雨がぱらつくこともありますが、気持ちよく晴れた日が続いています。少しずつ山の木々も色付き始めています。こういう時は畑にいると本当に気持ち良くて、収穫しているサツマイモやカボチャが豊作ということもあって、畑作業がとても楽しい今日この頃です。

 今年のカボチャは4種類作りました。昨年に引き続き、ミニカボチャの「坊ちゃん」と栗カボチャの「九重栗」、そして貯蔵性が良く、皮が白い、「白い九重栗」と「白爵」の2種類を新たに作ってみました。少しずつお届けしていきますので楽しみにしていてください。

News414
収穫した今年のカボチャたちです。手前が坊ちゃん(右の3つ)と九重栗(左)、後ろにあるのが白い九重栗(右)と白爵(左)です。

旬をおいしく  サツマイモ・ビーツ

 サツマイモのこんな食べ方はいかがでしょうか?朝食などのパンのお供にもなりますよ。ビーツも大きいものが出来ています。ポタージュにすると食べやすいです。

サツマイモのバター炒め

材料

 サツマイモ 1本
 バター 大さじ1~2
 塩 少々

作り方

  1. サツマイモは7~8mm角の拍子切りにする。
  2. フライパンを熱してバターを溶かし、①のサツマイモを入れて軽く炒め、蓋をして弱火で蒸し煮にする。
  3. サツマイモに火が通ったら、塩を入れて味を調えて出来上がり。サツマイモに少し焦げ目が付くくらいが美味しい。

ビーツのスープ(4人分)

材料

 ビーツ 中2個
 ジャガイモ 1個
 タマネギ 1/2個
 油 大さじ1/2
 スープ 3~3・1/2カップ
 ローリエ 小1枚
 塩 小さじ2/3
 コショウ 少々
 生クリーム 少々

作り方

  1. ビーツは皮を薄くむき、薄切りにする、まな板はぬらしておくと、赤く染まらない。
  2. ジャガイモは皮をむき、薄切りにし、ざるに取る。水をかけて表面のデンプンとアクを落とす。タマネギはみじん切りにする。
  3. 鍋で油を熱し、タマネギを炒める。しんなりしたらビーツ、ジャガイモを加え、スープを注ぎ、ローリエを加えて柔らかく煮る。
  4. ビーツ1~2枚を浮き実用に取り、ローリエを除き、ざるで具とスープに分ける。
  5. 具はフードプロセッサーに1~2分かけてなめらかにする。スープと合わせて鍋に戻して温め、塩、コショウで味を調える。取りおいたビーツは3~4mm角に切り、浮き実にし、生クリーム少々を落とす。

■スープは、時間があれば鶏ガラでとると美味しいです。コンソメスープの素などで代用も出来ます。

(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子より)