通信くさぶえ 1027号

マイナス2℃まで下がりました。

 先週後半は気温が下がる予報でしたが、17日の朝にはマイナス2℃近くまで下がり、一面真っ白な霜が降りました。この時期になると、露地の畑にも定植した野菜苗がありますので、その影響が心配です。

 気温の変化がいつになく激しいように思いますが、畑の周りのカラマツも芽吹き始めています。写真ではよく分からないと思いますが、うっすらと緑色が広がってきています。季節は着実に進んでいます。

 気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表しましたが、今週後半からゴールデンウイークにかけて気温の高い日が続きそうです。農作業も忙しくなりそうです。

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ウドの芽が出始めました!

 気温の変化が激しい天候の中で、ウドの出芽がいつもより早いようです。17日の朝にマイナスまで気温が下がる予報でしたので、前日にウドの芽にマルチの筒を立てました。

 ウドの軟白栽培というと通常は、ウドをダンボール箱などで囲って、その中にモミガラを入れて軟白させていきますが、くさぶえ農園では、農業雑誌で紹介されていた、ちょっと変わったやり方でウドの軟白栽培を行っています。この時期になると、ウド畑にはムーミンのニョロニョロのような奇妙なものが立ち並びます。野菜の栽培に使う、マルチの芯と使用済みのマルチを再利用しています。地面から顔を出してきたウドの芽に被せて、この筒の中で軟白したウドが育っていきます。

 17日の朝にはマイナス2℃近くまで下がったので、その影響があると思いますが、無事美味しいウドをお届け出来るように願っています。

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野菜代金を改定せざるを得ない状況になってきました。

 突然ですが、佐川急便の送料が5月から上がるかもしれません。値上げとなる金額もまだ提示されていないので、何とも言えませんが、状況によっては野菜代金の急な改定となるかもしれません。

 コロナ禍や戦争の影響などもあって、様々なものの価格が上昇してきています。農業をするにあたっても、上述したように宅配料金が上がりそうですし、ダンボール代、肥料代、種子代、マルチ代などがもう既に値上がりしてきています。

 このような状況の中、今までの野菜代金内で値上がり分を処理することが難しくなってきています。くさぶえ野菜を食べていただいているお客様にはご負担をおかけして心苦しいのですが、くさぶえ野菜の宅配をこれからも続けていくためにご理解いただければ幸いです。

 正式に佐川急便より話が来てから対応していきますので、決まり次第、通信でお伝えしていきたいと考えています。よろしくお願いいたします。