通信くさぶえ 719号

「美味タス」をお届けしていきます。

 先週から、「オークレタス」が終わり、「美味タス」のお届けが始まっています。「美味タス」は、球レタスのようなシャキシャキ感が特徴の半結球レタスです。いろいろと試した中では、このような結球しないレタスの中で一番食感が球レタスに近いように思います。

 冬の暖かさの影響で、この時期の「美味タス」にしては今年は大きく育ってきています。水菜やからし菜などと一緒に味わってみてはいかがでしょうか?

News719

次の葉物野菜が育ってきました。

 今までお届けしてきた葉菜類よりも遅く播いて、10cm程度の小さいままで冬越ししてきた小松菜やホーレンソウ、からし菜などが大きく育ってきました。寒い冬を小さいままで過ごしてきて、春の気配を感じて、少しずつ育ってきました。真冬にしっかり寒じめされた冬野菜の滋味豊かな味わいから、春の瑞々しい爽やかな味わいに少しずつ変わっていきます。これからの味わいの変化を楽しんでいただけたら、と思います。

旬をおいしく  ジャガイモ

 先週に引き続き、「旬をおいしく」です。今回は毎回お届けさせていただいているジャガイモです。これからの季節になると、水分が抜けてきてしわが寄ってきますが、甘みが強くなって美味しくなってきます。

 インド風にジャガイモを楽しんでも美味しいですよ。1種類のジャガイモでもいいですが、いろいろな種類のジャガイモを混ぜて作ると、それぞれの味と食感の違いが楽しめます。

 材料のAは全部揃わなくても、入れなくても大丈夫です。適当に自分好みにアレンジしてみてください。また、カレーのつけ合わせにして、カレーと混ぜ合わせながら食べるのがインド流です。是非、試してみてください。

ジャガイモの炒め物(2~4人分)

材料

 ジャガイモ 300g(約2~3個)
 オリーブオイル 大さじ1
 クミンシード 小さじ山盛り2
 A
  ミント(粗切り) 大さじ山盛り2
  しし唐(小口切り) 2本
  香菜(粗切り) 大さじ山盛り1
 塩、こしょう 各適量

作り方

  1. ジャガイモは皮をむき1cmの角切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイルとクミンシードを入れて中火にかけ、パチパチと弾けたら(約1分15秒)、ジャガイモを入れ、火が通るまで炒める。
  3. Aを加え、塩、こしょうで味をととのえて器に盛る。
(「SPICE CAFEのスパイス料理」 伊藤 一城より)