通信くさぶえ 361号

7月16日(水)にお届け分のお野菜について・・・

 先週の水曜日(7月16日)にお届けしたお野菜のうち、Sサイズのものはかさが少なくて申し訳ありませんでした。その次の出荷分(7月19日)にはキャベツが出来上がり、内容的にも充実してきましたが、この時期は夏野菜が取れ出すまでの端境期にあたり、毎年苦労しています。今年は、インゲンがこの時期に全員に入るように作付けを計画したり、小ネギをたくさん作付けたり、キャベツやレタス類が入るように作付けたりしてきました。それでも、天候により収穫時期がずれたり、収穫量が期待した量にならなかったりで、先週の水曜日のように満足のいく内容にならない事態が起きてしまいました。

 お野菜については、毎回の内容は同じというわけではなく、1年を通じてならして見ていただければ幸いです。7月16日(水)にSサイズをお届けした方には、次回以降で少し多めにお届けしていけたら、と考えていますので、ご了承ください。

今年もジャガイモに病気が出てしまいました・・・

 一昨年、昨年に引き続き、今年もジャガイモに疫病が出てしまいました。長雨が続いて、気温が高くなると疫病は一気に蔓延してしまいます。今年は、疫病対策として、今までの経験から疫病の発生の少ないメイクインの作付けを増やしたり、施肥量を見直して今までより肥料を少なくしたりしてきました。また前にも触れましたが、ジャガイモの葉にかき殻石灰をまいたりもしました。

 そのおかげか、今までは元気に生育してきたのですが、どうやらジャガイモの中では男爵が疫病に弱いらしく、男爵だけに疫病が一気に広がってしまいました。そして、そこから周囲の他の品種のジャガイモに少しずつ疫病が広がってきてしまいました。少しでも被害を少なくしようと、男爵を中心に疫病の被害のひどい株の地上茎を刈りました。

 地上部から始まった疫病の被害は次第にイモにまで及んでいき、イモが土の中で腐ってしまいます。そのため、8月には早めにジャガイモを掘り上げて、少しでも被害が少なくなるようにしたいと考えています。

旬をおいしく  キュウリ

たたきキュウリ(4人分)

 キュウリが美味しい季節になってきました。キュウリはいろいろな食べ方が出来て、身体を冷やしてくれる作用もあり、暑い夏を乗り切るためにいっぱい召し上がってください。

材料

 キュウリ 4本
 塩、しょう油 小さじ1
 ごま油 大さじ2
 白ごま 小さじ2

作り方

  1. キュウリに塩をまぶして板ずりし、しばらくおきます。
  2. しんなりとしたら、さっと塩を洗ってめん棒などでたたいて、食べやすい大きさに割り、調味料と合わせてごまをふります。
(「楽しい週末」 飛田 和緒 信濃毎日新聞より)

※塩や菜種油は、仕入れ次第、お野菜に入れてお届けしたいと思いますのでもうしばらくお待ちください。