通信くさぶえ 440号

キュウリがとれ始めてきました!

 通信に何回も書いていますが、今年は寒さのせいで野菜の生育が遅れています。特に果菜類の生育が遅れていますが、その中でキュウリは比較的順調に生育してきています。先週から少しずつとれ始めてきて、1日に10~20本ぐらいの収穫があります。まだまだ全員の方にお届け出来る収量ではありませんが、少しずつお届けしていきたいと思います。

今年の取り組み その2

 キュウリの話題が出ましたので、今回はキュウリの栽培について今年の新たな取り組みを紹介したいと思います。

 画像の白いマルチにキュウリが植えられているのですが、そのマルチの間やハウスの縁沿いにマルチ麦を播いてあります。一見、雑草が繁茂しているように見えますが、このマルチ麦は夏になると枯れてしまいます。麦は寒さに当たらないと穂を出して種子を付けないという性質を利用したものです。

 今までは敷きワラをして、地面の乾燥を防いだり、雑草の繁茂を抑制したり、人の出入りによる踏みつけを軽減したり、といった効果を期待してきました。マルチ麦を使ってみると、敷きワラに期待した効果に加えて、テントウムシなどの害虫の天敵の棲みかになる効果が大きいように感じています。

 キュウリもまだ生育半ばで、マルチ麦が今後どこまで生育して枯れていくのか、キュウリの生育や収量に悪影響はないのか、分からないことも多いので注意して見守っていきたいです。

News440

旬をおいしく  小ネギ

 毎年6月初め頃からお届けしている小ネギがようやく出来てきました。葉が柔らかくて香りの良い小ネギはいろいろと重宝するのではないでしょうか?今回は冷奴と言えば、かつお節とネギとしょう油となると思いますが、中華風にこんな食べ方はいかがでしょうか?北京では知らない人はいない人気のおかずだそうです。

ネギ豆腐(4人分)

材料

 絹ごし豆腐 1丁(350~400g)
 小ネギ 10本
 塩 小さじ1/2
 ごま油 大さじ1

作り方

  1. 器に巻きすを置いて豆腐をのせ、30分ほどおいて水気をきります。
  2. 小ネギは小口切りにします。
  3. 器に豆腐を盛って小ネギをのせ、塩、ごま油の順にかけます。
  4. 全体をくずしながらいただきます。
(「単純がうれしい 北京のおかず」 ウー・ウェン著 グラフ社より改変)