今年もいろいろと取り組んでいます!(今年の取り組み その1)
梅雨に入っても晴れ間がのぞく日が多く、農作業が進んで少しホッとしています。ただ、雨が降る時にはかなり大雨になることが多くて、小麦が倒れてしまったり、畑の土が一部流れてしまったりと影響が出ています。温暖化の影響で大雨や干ばつの傾向が強まっているようですが、そのことを目の当たりにしている気がします。
さて、くさぶえ農園では今年もいろいろと新たな取り組みをしています。上手くいって野菜の出来に反映されていくことを願っています。その取り組みについて今回から少しずつ紹介していきます。
まずは土作りについてです。くさぶえ農園では3年前から堆肥やミネラル主体の施肥を取り入れてきました。地元で手に入る堆肥を主体として、有坂さんの平飼い養鶏の鶏糞などを使い、ミネラル肥料(マグネシウムや石灰、ホウ素、マンガン、鉄など、どれも有機JAS規格に適合した資材です)を加えることで、ミネラルが豊富で質の高い野菜を作ることを目指しています。そして、土壌分析を適宜行い、必要な肥料分を過不足なく入れていき、無駄のない施肥を心掛けてきました。
昨年までの2年間で野菜の出来具合に手応えを感じてきました。今シーズンはこの施肥方法を畑の全域に広げて行い、本格的に取り組んでいきます。くさぶえ野菜の質や食味にこの土作りの効果が表れてくることを期待しています。
旬をおいしく ビーツ
ビーツもようやく出来てきました。好き嫌いがはっきりした野菜ですが、サラダやポタージュ、そしてグリルなどいろいろと楽しめます。中でもグリルは調理が簡単で、野菜の味がしっかり味わえます。今回のように、カブや大根なども一緒にグリルしてサラダ風に召し上がってはいかがでしょうか?
グリル野菜のサラダ(2人分)
材料
ビーツ 1ヶ
カブ 2ヶ
大根 適量
レタス 適量
塩、コショウ、オリーブ油 各適量
作り方
- ビーツは皮をむき、厚さ1cmぐらいの輪切りにする。
- カブや大根は好みの量を用意して、食べやすい大きさに切る。厚さが2~3cmになるように葉を少し残して縦割りに切る。あまり薄く切らない方が野菜の甘みが楽しめます。
- オーブンの天板にクッキングシートを敷き、①と②を並べて塩・コショウ・オリーブ油をかける。この時オリーブ油は少なめで良い。
- 200℃に予熱したオーブンに③を入れて、20分ぐらい様子を見ながらグリルする。竹串をさしてみて、スッとささったらOK。
- レタスを食べやすい大きさにちぎって皿に敷き、その上に④を散らして並べる。仕上げにもう一度オリーブ油をかけると香りが良い。
■レタスは味を付けなくてもグリル野菜と一緒に食べるので大丈夫。レタスにしっかりと味を付けたい場合にはドレッシングや塩をかけて和えてください。