いつもより雪が少なくて、暖かいです。
1月20日(日)は、二十四節気の「大寒」でした。1年で1番寒い時期になりますが、今年はいつもよりも雪が少なくて、暖かい日が多いです。雪は時々降りますが、積もっても5cmほどで、道路の雪はすぐに消えてしまうくらいです。過ごしやすくて助かりますが、この後大雪が降るんじゃないか、と心配してしまいます。
マイナス10℃を下回り、ハウスの中の小松菜などの葉菜類はクタッとしてきましたが、このところの暖かさで葉先がグッと上を向いてきました。この寒さの中、逞しく生き抜く生命力には毎年のことながら驚かされます。
ナガイモをお届けさせていただきます。
ナガイモは、今シーズンも短根の「改良短形自然薯」という品種を栽培しました。くさぶえ農園の畑は石が多く、普通の長いナガイモを栽培することが出来ないため、短根の品種を作っています。
今シーズンは、25年ぶりに非常に強い勢力で上陸した台風21号の影響で、ナガイモのネットと支柱は倒されてしまいました。ネットと支柱を立て直すとナガイモの茎が切れる恐れがあるため、仕方なくそのまま栽培を続けました。そのため、イモの生育が悪いものもあり、いつもよりも収量は少なくなってしまいました。小ぶりのイモも多いですが、少しずつお届けさせていただきます。
「改良短形自然薯」は、ナガイモというよりヤマノイモに近く、ネバリが強くて美味しい品種です。とろろ芋にしても美味しいです。厚めにスライスしたナガイモをサッと油で炒めて食べても美味しいです。味付けは塩だけでも良し、しょう油とかつお節で食べても良しで、お好みで調理してみてください。これに青のりと七味唐辛子をかけると絶品です。
また、来年の種イモ用に、ナガイモの首の部分を切り取ってお届けさせていただきます。この部分を貯蔵しておいて、来年の種イモとして植え付けます。切り取った部分があって、見栄えが悪いかと思いますが、調理の際に切り落としてしまう部分だと思いますので、ご了承ください。
ミニニンジンをお届けさせていただきます。
年末年始は普通サイズのニンジンをお届けさせていただきましたが、ここでまたミニニンジンをお届けさせていただきます。大きいニンジンは春まで貯蔵出来ますが、小さいニンジンは春までは持たないと思いますので、ミニニンジンとして、早めに少し増量してお届けさせていただきます。生でポリポリ食べても美味しいです。小さめでも形が綺麗なので、それほど調理にも手間がかからずに、形を生かして食べていただけると思います。
沢山あるニンジンを美味しく食べるために何か良い方法はないかと考えて、手動式のスロージューサーでニンジンジュースを作ってみました。皮付きのまま薄くスライスしたニンジンを1分ほど茹でてから、ジューサーにかけてジュースにすると、ニンジンだけで十分に甘く、ニンジン臭さも気にならない、美味しいジュースになりました。ニンジン約250gで90mlくらいのジュースが出来ました。よろしければお試しください。