通信くさぶえ 1081号

ミニ大根の間引きをお届けさせていただきます!

 ハウスに3月に播いたミニ大根が育ってきました。大根としてはまだまだ小さいですが、間引き大根としてお届けさせていただきます。柔らかい葉は、ふりかけにしたり、塩もみにしたりしてみてください。軽く塩もみした大根葉をカボスとしょう油とかつお節で食べると美味しいです。また、細かく刻んだ生の大根葉を刻みネギのようにして、焼いた肉や魚にのせたり、肉ジャガや煮物にのせたりしても美味しいですよ!

ウドが少しずつとれ始めました!

 今週からミニ大根が登場して、ウドやルバーブのお届けが始まります。季節が移り変わってきたことをお届けする野菜から感じていただけたら嬉しいです。

 今年は、3月は記録的な暖かさでしたが、それ以降は寒暖差が激しく、日中は暑いのですが、朝晩は寒い日もあり、その影響なのか、ウドやルバーブの生育がいつもよりもばらつきがあるようです。出荷当日にとれるだけ収穫するので、出来るだけ多くのお客様にお届け出来るようにしたいと思いますが、お客様全員にお届けする分が確保出来ないこともありそうです。ご了承ください。

 ウドの芽が出始めた頃の寒さや5月に入ってからの寒さなどで、葉先が傷んでしまったものもありますが、その部分は取り除いてお届けさせていただきます。

 ウドは皮をむいて、食べ易い大きさに切り分けて味噌をつけて生で食べると絶品です。酢水にさらすと、えぐみがとれます。皮もキンピラにして、葉も天ぷらにして残すことなく食べられます。少しずつのお届けとなりますが、この時期だけの味をお楽しみください。

ルバーブも育ってきました!

 ルバーブは、いつもよりも株が大きくなる前から花芽が多く着いてきています。そのため例年よりも収量が少なそうです。

 ルバーブは、ヨーロッパではポピュラーな野菜で、品種もサラダ用やジャム用などがありますが、くさぶえ農園のルバーブは知り合いの料理研究家の方から分けていただいた、イタリアのジャム用の品種です。ルバーブは簡単にジャムに出来ますのでお試しください。下記のレシピは、300ccの保存ビン5本分相当ですので、参考にしてみてください。しょうが汁はお好みで、レモン汁にしてもいいですし、入れなくても大丈夫です。生のルバーブを水洗いして水気を切ってから、ざく切りにして冷凍保存も可能です。

ルバーブジャム

材料

 ルバーブ 1kg
 砂糖 700~800g
 しょうが汁 大さじ2

作り方

  1. ルバーブは洗って水気をふき取り、1~2cm幅の小口切りにしてホウロウ鍋に入れ、砂糖を振りかけて混ぜる。そのまま2~3時間おいて水気を出す。
  2. 鍋を火にかけ、煮立ってきたら中火弱の火加減にし、木べらで絶えずかき混ぜながら、25~30分煮る。途中でアクをまめにすくい取り、しょうが汁を加える。
  3. 保存用のビンは煮沸消毒する。
  4. ジャムが熱いうちにビンに詰め、軽くふたをして冷まし、完全に冷めたらふたをきっちりしめる。冷蔵すると色がさめない。
(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子著 群羊社より)