水やりが大変です。
先週半ばから暖かいというよりも暑いくらいの陽気となり、農園でも最高気温が26℃まで上がる日もありました。週末からは一変して涼しいというよりも寒いくらいで、最低気温が0℃前後まで下がり、霜の降りる日もありました。
この寒暖差の激しさは人間もなかなか対応出来ませんが、野菜も大変そうです。暑い日には、育苗ハウスの野菜の苗やハウスの野菜の水やりが大変でした。暑さが落ち着いてきて、水やりもひと段落して、ホッとしましたが、今度は生育が遅くなりそうで心配になります。
先週発表の1ヶ月予報では、4月後半は気温が低い見込みとなっています。その後、気温は平年並みとなっていきそうですが、降水量は平年並みか多い予報となっています。この先、思うように農作業が進まない日も出てきそうです。
畑の横のカラマツは、新緑が日に日に濃くなってきています。そろそろナガイモやジャガイモの定植作業も始まります。いよいよ農繁期突入といった感じです。
マルチャーで高畝が作れるように改良しました!
野菜を栽培する際に、寒い時期に地温を確保したいので黒マルチを張ったり、暑い時期に地温を抑制するために白黒マルチを張ったりします。このマルチを張ることは手作業でも出来ますが、なかなか手間がかかります。そのため、広い面積に効率良くマルチを張るために、マルチャーという機械を利用しています。太陽熱養生処理を行うために透明マルチを張ることが多くなってきたこともあって、マルチャーは重宝しています。
いつもは5cmほど土を盛り上げた平高畝を作っている(通信1077号の太陽熱養生処理のマルチの写真を参照)のですが、サツマイモやナガイモ、ゴボウなど20cmくらい土を盛り上げた高畝を作りたくて、農機具屋さんに相談したところ、今使っているマルチャーを自分で改良することにしました。
自宅にあるスチール製の本棚の棚を成型して高畝用の枠を作り、マルチャーに装着しました。実際に使ってみると、細かい調整がいろいろと必要で、思った以上に時間がかかりましたが、なんとか希望するような高畝が作れるようになりました!
今シーズンは、これでサツマイモやナガイモなどの高畝を効率良く作ることが出来そうです。