秋の「気配」と夏の「余韻」
先日、農作業をしながらラジオを聴いていたら(今はスマホでラジオが聴けるので便利ですね)、「はしり」と「旬」、「なごり」について話していました。その中で、「はしり」は「気配」、「なごり」は「余韻」と言い換えられる、という話がありました。
くさぶえ通信で、野菜の「初物(=はしり)」、「旬」、「なごり」について紹介させていただいていますが、このラジオの話はとても納得がいきました。今の時期は、夏の食べ物の「余韻」を味わいながら、秋の食べ物の「気配」が感じられるのだそうです。このような季節感を感じながら、野菜を食べていただけたら嬉しいな、と改めて思いました。
ニンジンが順調に育っています!
今シーズンのニンジンは、播種後の大雨で土の表面がたたかれてしまいましたが、無事発芽してきました。また、播種前の太陽熱養生処理の期間は天候不順の日が多く、雑草が生えてきてしまい、除草作業が必要でした。
例年、ニンジンの播種時期は梅雨が明けて干ばつになることも多いですが、今シーズンは干ばつとなることなく、ここまで順調に育ってきてくれています。
この時期のニンジンの葉の淡い緑色が一面に生えている景色はいつまでも見ていたくなるくらい素敵です。
ジャガイモ「こがね丸」をお届けさせていただきます。
今週から「キタアカリ」に代わって、「ごがね丸」をお届けさせていただきます。「こがね丸」はしっとり系で煮崩れしにくいジャガイモです。油との相性が良く、フライドポテト専用種とも言われるそうですが、イモの旨味が強くて、煮ても焼いても美味しいと思います。貯蔵性も良く、くさぶえ農園のジャガイモの主力品種となっています。「こがね丸」は、イモの肌がざらついた感じになりますが、気になる方は皮を剥いてください。味には問題はありませんので、ご安心ください。
トマトは「もっと、くさぶえ野菜」として入れさせていただきます。
今シーズンは初めての試みとして、トマトを2品目分入れさせていただいてきました。トマトの収量が少し落ち着いてきましたので、今週からは1品目にさせていただきます。トマトの増量分は、「もっと、くさぶえ野菜」の生食用とソース用として入れさせていただきますので、よろしくお願いいたします!