通信くさぶえ 1007号

露地栽培の小松菜や水菜が元気です!

 先週は風が強い日が続いて、紅葉の葉を一気に落としいていきました。山々は晩秋の時期を迎えています。

 日中は暖かい陽気が続いているおかげで、露地栽培の小松菜や水菜などが元気に育ってきました。朝には霜が降りて、葉物野菜は真っ白になりながら、甘味をグッと増してきています。

 これらの葉物野菜は、今シーズン最後の露地栽培のものになります。今年もたくさんの野菜の種を播き、育ててきました。露地野菜の収穫が終わると、ハウス栽培のものに移り変わっていきます。

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ハウスの葉物野菜が育ってきました!

 上に書いたように、露地栽培の葉物野菜から移り変わっていく、ハウス栽培の葉物野菜が順調に育ってきています。ハウスでは、春にミニ大根やカブなどを育てたり、夏にトマトやキュウリを栽培したりしてきましたが、その後、小松菜やホーレンソウ、からし菜などを播種して育ててきました。

 これから、もっと寒くなってきて、真冬には最低気温がマイナス10℃を下回ってきます。その中で、葉物野菜は凍みたり、緩んだりを繰り返しながらも、少しずつ生長していきます。凍りついてしまわないように、糖度を高くして生育していくのですが、その生命力には毎年のことながら感心してしまいます。

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そろそろブロッコリー類やカリフラワーが終了となります。

 今年はカリフラワーの出来が良いです。普通のブロッコリーは調子がいまいちですが、茎ブロッコリーは順調にとれてきました。関東地方などでは、冬の間がこれらの野菜の旬となりますが、高冷地の当地では真冬は凍みてしまい栽培出来ません。11月末頃までのお届けで、そろそろ終了となりそうです。

 カリフラワーやブロッコリーは茹でて、水菜やからし菜と合わせてサラダにすると美味しいです。また、スープやグラタンの具にしても美味しく、いろいろな料理に使ってみてください。

 カリフラワーはカレーのスパイスとの相性も良く、インドやネパールでは一般的な食材の一つです。小房に切って、かために茹でたカリフラワーを、サラダ油とクミンとターメリックで炒めて塩、コショウをするだけで簡単なインド料理を楽しめます。ターメリックやクミンがなければ、カレー粉でもOKです。カレーの付け合わせにしても美味しいですよ。