通信くさぶえ 943号

いきなり酷暑です。

 ようやく梅雨が明けたかと思ったら、今度は酷暑です。この変化の激しさには閉口してしまいますが、これまでの天候不順の影響で夏野菜の生育があまり良くなかったので、その遅れを取り戻すためにもこの暑さは嬉しいです。とは言っても、この暑さの中の農作業はかなりきついです。梅雨が長かったので、秋冬野菜の畑の準備などが遅れ気味なので、この暑さの中、熱中症に気を付けながら急ピッチで進めています。

 秋冬の葉菜類やキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどの畑の太陽熱養生処理を短い期間ながらも行っています。元肥を施用して、透明なビニルマルチを張って養生していますが、この暑さのおかげで、短い期間でもマルチの中はかなりの高温となって、養生の効果は出ていると思います。

 育苗ハウスでは、キャベツやブロッコリーの苗が定植はまだか、まだかと待機しています。なんとかお盆までには定植出来るように準備しているところです。

news943

トウモロコシが小さめです。

 今週からお届けするトウモロコシは、山際に近く、陽の陰りの少し早い畑で栽培してきたものです。天候不順で日照不足だった影響が顕著に出てしまい、トウモロコシが大きく育ちませんでした。そのため、トウモロコシの実も小さいですが、味は良かったのでお届けさせていただきます。

 その次のトウモロコシからは実が大きくなってくると思いますし、「サニーショコラ」も登場してくる予定です。楽しみにお待ちください!

トマトの「もっと、くさぶえ野菜」も始まりました!

 前回の通信で、トマトの「もっと、くさぶえ野菜」はもう少し先になりそうだと書きましたが、暑くなってきて、トマトも遅れを取り戻そうとするかのように、いきなりトマトの収量が上がってきました。そのため、先週の土曜日お届け分から生食用の「もっと、くさぶえ野菜」から始めさせていただきました。

 今週からはソース用もお届け出来るかと思います。美味しい夏の味をお楽しみください!

お届けしているジャガイモについて・・・

 先日の豪雨の影響で、ジャガイモ畑が浸水して田んぼのようになってしまいました。なかなか水が抜けなくて、ジャガイモを水洗いして泥を落としています。ようやく畑が乾いてきたので、これからは洗わずにお届けさせていただきます。

 また、中心空洞症のイモがありますが、その部位を取り除けば問題なく食べられると思います。外見からはわからないので、増量させていただきます。

 給食センターで働く方から、「今年のジャガイモは中心部分がかたいものがある。こんなのは初めてだ。」という話を聞きました。今年の天候は、ジャガイモの生育には厳しいものであったのかもしれません。