通信くさぶえ 409号

「スーパー雑草」、知ってますか?

 9月7日放送の「クローズアップ現代」で、除草剤が効かない「スーパー雑草」が各地で急増している問題を取り上げていました。宮城県では、オモダカが「スーパー雑草」として繁茂している水田が年々広がってきていて、そこでは稲の収量が2割程度減っているそうです。除草剤は雑草の酵素に作用して生育を妨げますが、このオモダカは酵素が変異して、除草剤が全く効きません。

 その原因として二つ挙げられていました。農家は除草という大変な労働から解放され、効率よく農作業を行うことが出来るため、除草剤の使用が増えていきました。かつては雑草の種類によって幾つもの異なる除草剤を何回も使っていましたが、1960年代にはSU剤という何にでも効く除草剤が開発されました。同じ除草剤を使い続けると、その除草剤に耐性を持つ雑草が現れることは当初から指摘されていたことでした。しかし、消費者の低農薬志向と相まって、農薬を減らすためにもSU剤が普及していったそうです。

 もう一つは、農家の高齢化によって農作業を委託する農家が増える中で、トラクターの共有化が進み、田んぼから田んぼへと移動するトラクターが、雑草の種子や根を運んでいるという指摘がされていました。

 「スーパー雑草」は、世界一の穀物輸出国であるアメリカでも深刻な事態になっているそうです。遺伝子組み換え大豆を大規模に栽培している農家では、強力な除草剤を使用して農作業の効率を高めてきましたが、除草剤の効かない雑草がまん延してきて「コストと手間で収益が25%減った」そうです。

 「スーパー雑草」が広がってきている現状は、非常に多くの問題に関わっていて興味深く見ることが出来ました。次回以降に引き続き紹介したいと考えています。

(つづく)

紫イモ「パープルスウィートロード」をお届けします。

 いよいよサツマイモの季節がやってきました。今年もくさぶえ農園では紫イモの「パープルスウィートロード」と「鳴門金時」の2品種を栽培しています。まずは、紫イモからお届けしていきたいと思います。「パープルスウィートロード」は、アントシアニンの含有量が高く、食味の良い紫イモです。

 今年のような冷夏には、夏野菜の出来が良くありませんが、そういう年のサツマイモの出来が良いように思います。前にも冷夏の年に同じようなことがありました。サツマイモが救荒作物と云われる所以なのかな、と改めて思っています。

News409

またまたミニニンジンをお届けします。

 5月に播いたニンジンと6月に播いたニンジンがなかなか大きくなりませんでした。5月に播いたニンジンは8月にミニニンジンとしてお届けしましたが、6月播きのニンジンもミニニンジンとしてお届けさせていただきます。

 今季最後の7月に播いたニンジンは天候の回復もあり、生育は順調です。冬にはまるまる太ったニンジンが沢山お届け出来ることを期待しています。