通信くさぶえ 1247号

千葉の豪雨で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 13日(木)に千葉県で記録的な豪雨が発生しました。被害状況が明らかになってくると、その状況に驚いています、「こんなことが起こるんだ」と。

 12時間雨量が348.0mmと、わずか半日で平年8月の3倍の雨が降ったそうです。台風などが来ている訳ではないのに、短時間にこんなに降ることに驚きました。

 「モンスーンジャイア」という言葉も初めて聞いたように思います。専門家によると、「モンスーンジャイア」と「寒冷渦」と「北の高気圧」の3つが同時に発生するという稀な状況で今回の豪雨が起こったそうです。

 北に居座った時計回りの「高気圧」によって、モンスーンジャイアが運んだ湿った空気は勢いを増し、千葉へと押し寄せます。そして、その湿った空気は、上空にあった「寒冷渦」と呼ばれる寒気を伴う気流にぶつかり、複数の線状降水帯を発生させました。

 地球が温暖化すれば海の温度が上がり、海から上がる水蒸気が増えて、日本のどこでも今回のような豪雨が起こってもおかしくない時代になったというのが専門家の意見です。「日本は熱帯化している。あるいは東南アジアのように変わって来ている。過去の常識は通用しないようになっているような気がします。」という言葉が重いです。

 こういう時は人命がもちろん優先されるべきですが、農業者としては田畑の被害が心配です。河川の氾濫により被害を受けたところもあるとも聞きます。被害が少ないことを願うばかりです。

望月の夏祭りに行ってきました。

 15日(土)は毎年恒例の地元の夏祭りが行われます。信州の奇祭と称される「榊祭り」は地元の大人から子供まで参加して行われる、手作り感満載のお祭りです。室町時代から続くとされていて、切ってきたばかりの葉付きのコナラの木を使って、当日の早朝から神輿を作り、昼間は地域の小中学生などがその神輿で練り歩き、最後は大伴神社に奉納します。また、日が暮れ始めると山の上から、大きな松明を一人ずつ持ち、行列を作って鹿曲川へと下っていき、最後は橋の上から川底に向かって松明を投げ入れます。夜には、勇壮な獅子舞と迫力ある大人神輿が練り歩き、時折、神輿同士をぶつけ合って葉や枝を落としながら進んでいき、最後は大伴神社に奉納して榊祭りが終了となります。

 今年は最後の大人神輿が奉納されるところを見ることが出来ました。小さな神社ですが、見物客で一杯の中、獅子舞と大人神輿を最後まで見ました。地元の小さい子から大人まで参加しながら楽しめる、この榊祭りがこれからも続いていって欲しいな、と思いました。

お盆を過ぎると秋の気配がしてきます。

 この辺りでは、この榊祭りが終わると、季節は秋へと変わっていきます。まだ残暑が厳しいですが、ハウス栽培のキュウリの収量が落ちてきました。そして、曲がったものや尻太りのものが混じってきています。キュウリは、これからハウス栽培のものから露地栽培のものに移っていきますが、露地栽培の「初物」のキュウリが出てくるまではハウス栽培の「なごり」のキュウリを楽しんでいただけたら、と思います。

 もう少しの間、夏野菜には頑張ってもらって、皆様にお届け出来たらと思っています。