新緑が綺麗です!
農園の周りのソメイヨシノも葉桜となりました。カラマツは緑が濃くなり、コナラなどの広葉樹が芽吹いてきています。新緑の中、所々に満開のヤマザクラが見られます。美しい新緑の季節です。
先日、部落の毎年行っている側溝の掃除がありました。高齢な方も多く、簡単な作業で終わりました。この部落は戦後の開拓で、皆農業を営んできました。9軒しかない小さな部落ですが、高齢だったり、亡くなったりして離農する方が増えてきました。気が付けば、今や農業を生業にしている家は、新規就農した僕ともう一人の2軒のみとなってしまいました。この事実に驚いています。
この部落は高原野菜の産地の一画にありますので、離農された方の農地も周囲の農家さんが作付けを行っていますので、放棄されて荒廃農地となることは今のところはありません。
高原野菜の産地で、後継者も育ってきていて、規模拡大している農家も多い地域ですが、人手不足で海外からの外国人研修生を受け入れています。昔は日本人が働きに来ていましたが、今はなかなか集まらないし、すぐやめてしまう人が多いそうで、インドネシアなどから研修生として受け入れているそうです。
まだまだ農業が成り立っている地域ですが、国内外の様々な問題を抱えていて、この美しい景色がいつまで維持できるのか、厳しい現実を目の当たりにしているような気がしています。
ウドがとれ始めました!
ウドの畑も賑やかになってきました。今年は強い霜がないので、霜で傷むことなく、筒を立てることが出来ました。ウドの軟白栽培というと通常は、ウドをダンボール箱などで囲って、その中にモミガラを入れて軟白させていきますが、くさぶえ農園では、農業雑誌で紹介されていた、ちょっと変わったやり方でウドの軟白栽培を行っています。この時期になると、ウド畑にはムーミンのニョロニョロのような奇妙なものが立ち並びます。野菜の栽培に使う、マルチの芯と使用済みのマルチを再利用しています。地面から顔を出してきたウドの芽に被せて、この筒の中で軟白したウドが育っていきます。
全ての芽に筒を被せて収穫してしまうと、株が育たないので、そのまま葉を伸ばすものも残します。写真のように筒を被せていないものは緑色の葉を広げてきています。
これらのウドは就農した頃に植えたものです。半分は研修先の農家さんが山から自分で取って来て育ててきたものを株分けしていただきました。緑色の肌のウドがそれです。もう半分のウドは、農園に自生していたものを集めて植え付けたものです。こちらのウドは肌が赤っぽく、どちらのウドも元は野生のウドですが、系統が違うようです。味わいはどちらも変わりはありません。
皮をむいて、食べ易い大きさに切り分けて味噌をつけて生で食べると絶品です。皮が少しかためな場合には皮を厚めに剥いてください。酢水にさらすと、えぐみがとれます。皮もキンピラにして、葉も天ぷらにして残すことなく食べられます。パスタで食べても美味しいです。少しずつのお届けとなりますが、この時期だけの味をお楽しみください。

