肌寒い日が多くなってきました。
太陽が出ると、まだまだ汗ばむような陽気となる日もありますが、ぐずついた天気の日も多く、陽が出ないと風も冷たくて、急に季節が進んだように思います。
今週は寒い日が多そうで、一段と季節が進んでいきそうですが、気象庁の1ヶ月予報によると、この先も東日本や西日本、沖縄・奄美では、気温が平年並みか平年よりも高い傾向が続く見通しだそうです。今週以降は一時的に寒くなり、秋本来の気温になる日もありますが、これから先の1ヶ月も季節の歩みはゆっくりとなりそうです。
ただ、これは11月前半までの予報で、11月後半はどうなっていくのか、気になるところです。この夏の猛暑のため、冬野菜の作付けを遅らせてきたので、これからの天気が冬野菜の出来に影響してきます。非常に気になります。
間引きカブをお届けさせていただきます!
今年もカブは、白いカブの「スワン」、紫と白の「あやめ雪」、そして赤カブの「あかくら蕪」を栽培しています。今年は播種時期を遅らせたので、ようやくお届けが始まります。まだカブは小さいですが、柔らかい葉ごと楽しんでください。
気温が高い時期に播くと、虫害が多いのですが、今シーズンは播種時期をいつもよりも遅らせたため、今のところ目立つような虫害はないようです。肌の綺麗なカブをお届け出来ることを願っています!

壬生菜が育ってきました!
小松菜やシュンギクに続いて、壬生菜やチンゲンサイが育ってきました。この後の水菜も育ってきています。葉物野菜の播種時期も遅らせてきましたが、ようやくいろいろな葉物野菜がお届け出来るようになってきました。強い霜の来るまでの間、露地の葉物野菜を楽しんでいただけたら、と思います。
壬生菜は水菜の変種で鍋物や漬け物、炒め物などに幅広く利用されている京野菜です。水菜は全国的に知られるようになってきましたが、関西では水菜より壬生菜の方が好まれるとも聞いています。どちらも同じような食べ方が出来ますが、風味の違いなどを楽しんでいただけたら、と思います。
水菜は生でサラダに入れる食べ方がかなり浸透してきましたが、壬生菜は火を通した方が美味しいように思います。油揚げと炒めるととても美味しいです。葉がしんなりしていたら、一度冷水に漬けて、パリッとさせてから調理してみてください。

