通信くさぶえ 1192号

台風5号が通り過ぎていきました。

 台風5号は今年初めて日本に上陸した台風となりました。北海道に台風が上陸するのは9年ぶりで、最初の上陸地点が北海道になるのは1951年の統計開始以来7つめだそうです。

 ウェザーニュースによると、「一般的に台風は、本州付近の緯度まで北上すると、海面からの熱の供給が少なくなるため勢力が弱まったり、寒気の影響を受けて温帯低気圧に変わります。

 今回の台風5号が通過した東北の沖合は、海面水温が平年より3℃前後高く、福島県沖でも25℃以上ありました。その先は海面水温は台風の勢力を維持できるような暖かさではなかったものの、寒気の影響を受けなかったことや、時速50km前後の比較的速い速度で北上したため、台風の勢力を維持したまま北海道にたどり着いたとみられます。」ということです。

 台風の発生、成長の状況が以前とは変わってきているような印象を受けます。台風被害がこれまでよりも増えることがないことを願わずにはいられません。

新ジャガがとれ始めてきました!

 先週から新ジャガをお届けさせていただいております。ホクホク感が美味しい「キタアカリ」の新ジャガです。新ジャガですので、小さいイモも入れさせていただきます。皮ごと食べて、新ジャガの風味をお楽しみください。

 イモの表面に丸いかさぶた状の病斑を生じる、そうか病が見られるものがあります。軽度のものはお届けさせていただきますが、気になる方は皮をむいてください。イモは問題なく食べられます。

 追肥のカルシウムがしっかりと効いているようで、葉先に病斑らしきものが見られる株が多少ありますが、その病斑が乾いていて、ジャガイモが頑張って病斑が広がるのを防いでいます。この状態なら疫病も防ぐことが出来そうで、ホッとしています。

news1192

ビーツをお届けさせていただきます!

 今年もビーツを作りました。ビーツは「飲む輸血」と言われるほどミネラルや糖質が豊富に含まれているそうです。ビーツは、一般的には丸のまま、ひたひたの水に塩少々を入れて、柔らかくなるまで10~25分茹でますが、ビーツ独特の土臭い香りが苦手な場合には、ピーラーなどで皮を剥いて輪切りにしたものを茹でると、火の通りも早いです。色が少し落ちますが、香りも落ち着くと思います。

 または、ビーツの皮をむき、細切りにして、少量の水と共にフライパンに入れます。水の量は、ビーツが焦げない程度で、ビーツ全体に水が浸からなくて大丈夫です。蓋をして、ごく弱火で蒸し焼きにします。水がなくなって、ビーツが柔らかく、火が通っていれば下準備完了で簡単です。このまま、レタスなどと合わせてサラダにすると美味しいです。また、ポテトサラダに混ぜたり、お肉やタマネギなどと炒めたりしても美味しいです。

 ビーツは独特の香りがあるので、マヨネーズやチーズなどの味の濃いものと合わせると面白いと思います。また、ビーツの葉を短めに刻んで竹輪と一緒にさっと炒めて、塩コショウで味付けしたら美味しかったです。