今年は寒い日が多いです。
5月に季節外れの7月のような暑い日がありましたが、今年は寒い日が多いです。日中暑くなる日もありますが、最低気温が10℃を下回る日も多く、風が冷たく感じる日が多いです。6月に入っても霜注意報が出る日もあります。そのため、露地野菜の生育も緩慢なようです。葉物野菜が一気に大きくならずに助かる面もありますが、キャベツや玉レタスの収穫時期が遅れています。みさきキャベツや玉レタスを早く食べたいなあ、と畑を見守っています。今週後半は、気温が上がる日がありそうです。来週になると、梅雨前線が北上してきて、曇りや雨の天気が続く予報となっています。いよいよ梅雨入りとなりそうです。
小ネギをお届けさせていただきます!
先週からハウス栽培の小ネギのお届けが始まりました。2月に種子を播いて育苗してきたものを、冬にお届けしてきた葉物野菜の後作として定植して育ててきました。
これまでは「若殿」という品種を使ってきました。これは種苗屋さんからこの地域の農家さんが栽培した中で生育が良かった品種だと教えていただいたものです。今年も「若殿」を栽培する予定でしたが、昨年の種子採り用の小ネギが不出来で、種子が確保出来なかったようで、販売が休止となってしまいました。そのため、今年は急遽、「若月」という品種に切り替えて栽培してきました。「若殿」よりもボリューム感がないように思いますが、美味しいネギに育ってきました。薬味などに使ってみてください。
ニュースで観たのですが、隣の山梨県でブランド化して栽培しているトウモロコシの種子が今年は良くなかったようで、発芽不良や生育不良が生じているそうです。早い段階で、他の品種に切り替えて栽培されているようですが、例年よりも収量が落ちそうだとの報道がありました。うちで栽培しているトウモロコシの品種はどうなのだろうか、と心配でしたが、無事順調に育ってきています。
種子の多くは海外で生産されていますが、世界各地で異常気象が起きてきている中で、安定した種子の確保が少しずつ難しくなってきているのではないか、と考えてしまいます。
ジャガイモの葉が伸びてきました!
4月に芽出しをしてきたジャガイモの種イモを5月に定植しました。ジャガイモの芽が出てきたところで、管理機で除草と土寄せを兼ねて耕耘しました。出てきたばかりの芽が土を被りましたが、すぐに顔を出してきて、葉を伸ばし始めています。この後、2回ほど管理機で土寄せを行い、しっかりとした畝を作っていきます。
今年はそうか病対策として、乳酸菌を培養して肥料と共に撒きました。美味しくて綺麗なイモがたくさんとれるようにしっかりと管理していきたいと思います!